科目情報
科目名 第四紀学 
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授業の概要 山,川,海など我々が生活の場としている自然環境と第四紀という時代との関わりを,身近な自然に着目しながら論じる。また,基礎的な第四紀標準層序,気候変動と地形の形成,人類の歴史,第四紀の活構造,これからの自然環境など地球環境問題をふまえて解説する。 
授業の到達目標 我々をとりまく自然は,今からおよそ260万年前の第四紀とよばれる時代に形成されたものがほとんどである。現在の自然を理解するためには,その歴史性やおいたちを認識することが不可欠だが,第四紀学はその基礎的な分野といえる。本講義では第四紀の総合的な自然史ならびに現在の自然を理解できるような視点を養うことを目標としている。 
授業計画
内容
1はじめに 
2自然認識の重要性 
3第四紀という時代 
4気候の変化 
5地形の発達 
6第四紀の海水準変動 
7動・植物相の変遷 
8太平洋の火の輪・火山活動 
9霊長類の分類と特徴 
10サルからヒトへ 
11第四紀の堆積物変化 
12地殻変動と地震活動 
13人々の生活と環境変化 
14京都における第四紀の変化 
15まとめ  
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 毎時間プリントを配布する。
<参考となる資料>
新版地学教育講座8「日本列島のおいたち」地学団体研究会編・東海大学出版会新版
地学教育講座16「自然と人間」地学団体研究会編・東海大学出版会 
授業の形式 プリント・液晶プロジェクターによる説明,DVD映像による解説をおこなう。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 学習に取り組む姿勢ならびに試験により成績を評価する。 
本授業に関する情報 日頃から自然に興味・関心を持ち,新聞記事,定期的に出版される科学雑誌など目を通すよう心がけることが重要である。 
その他 特になし.