| 科目名 |
学校教育実践総論V |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
学校教育における評価(evaluation)のあり方について、子ども理解という側面から考察する。 まず、最近の教育評価をめぐる課題について、指導要録の改訂や国際学力比較調査などを取り上げながら検討する。その後、『子どもの能力と教育評価(第2版)』という文献に焦点をあてて、子どもたち一人ひとりを理解するための評価のあり方について検討する。 |
| 授業の到達目標 |
学校教育における評価のあり方について、次の2点に関する理解を深める。 1.最近の教育評価をめぐる動向と課題について理解する。 2.子どもたち一人ひとりを理解するための評価の意義について理解する。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | オリエンテーション:教育評価とは何か |
| 2 | 最近の評価をめぐる課題(1)(指導要録の改訂) |
| 3 | 最近の評価をめぐる課題(2)(国際比較調査PISAの場合) |
| 4 | 最近の評価をめぐる課題(3)(アメリカ合衆国の場合) |
| 5 | 「評価が人をつくる」 |
| 6 | ピグマリオン効果 |
| 7 | 評価の目的 |
| 8 | データの解釈 |
| 9 | 信頼性と妥当性 |
| 10 | 芸術の評価 |
| 11 | 総合的な学習の時間の評価 |
| 12 | 人間の能力とその背景条件 |
| 13 | 絶対評価の今後 |
| 14 | 大学入試のあり方 |
| 15 | まとめ−新しい時代の教育評価について |
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| テキスト・参考書及び自学自習についての情報 |
【テキスト】東洋『子どもの能力と教育評価(第2版)』東京大学出版会、2001年。 |
| 授業の形式 |
講義と発表・議論 |
| 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業への参加状況30%、期末レポート70% |
| 本授業に関する情報 |
特記事項なし |
| その他 |
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