科目情報
科目名 家庭科教育教科内容論II 
クラス − 
授業の概要  中・高等学校家庭科で扱われている教育内容について、小学校家庭科の内容を視野に入れて各専門分野(被服、食物、住居、家庭経営)の立場から分析し、解説する。 
授業の到達目標  家庭科各分野の教育内容を指導者(教師)の立場で理解し、小・中・高等学校の発達段階に応じた授業展開を構想することができる。 
授業計画
内容
1食物学分野(食生活・健康)(湯川夏子)
 日本を食べる世界〜海外における日本食の現状、食の伝播と変容 
2 世界を食べる日本〜異文化交流による食の国際化の歴史と現状 
3 食文化の共通化と国際化 
4食物学分野(食品・調理)(中西洋子)
 食事の役割 
5 食品に含まれる栄養素 
6 食物繊維について 
7被服学分野(深沢太香子)
 衣服の社会的・生理的役割 
8 気候風土と服飾文化 
9成長・加齢に伴う生理機能の変化と衣服 
10住居学分野(延原理恵)
 住まいや住まい方を“健康”から考える 
11 住まいや住まい方を“安全”から考える 
12 住まいや住まい方を“快適”から考える 
13家庭経営学分野(杉井潤子)
 少子高齢社会の家族をめぐる現状 
14 保育・介護の家族問題 
15 子ども・高齢者のケアにかかわる思想 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 参考書 家庭経営分野:神原文子ほか『よくわかる現代家族』ミネルヴァ書房
      食物分野(食生活・健康):辻原康夫『世界地図から食の歴史を読む方法』河出書房新社
      他分野については授業中に適宜紹介 
授業の形式  講義および演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) レポート60%、授業態度40%
但し、2/3以上の出席で評価対象とする 
本授業に関する情報  各分野でレポートを課す。 
その他