科目情報
科目名 地球的視野を育成する授業の構想と課題 
クラス − 
授業の概要 地球的視野を育成するための代表的な教育形態である「国際理解教育」と、関連領域である「グローバル教育」「開発教育」を取り上げ、それらの歴史的展開と現状を踏まえて、基本理念や授業化の視点を概説する。学校における国際理解教育の実践を念頭に置きながらも、国際化時代や多文化社会における学校教育の在り方、諸外国の教育実践や日本の国際教育協力のあり方,
参加型学習などの新しい教育方法等、できるかぎり幅広くの問題を扱うことで、受講生の国際的な視野も育成していきたい。基本的文献の輪読や実践事例の分析、ディスカッションやワークショップ等も適宜組み込みながら、国際化時代、多文化社会における教育の基本的な姿を理解し、自らで、地球的視野を育成するための授業モデルを作成できる力量を形成していく。 
授業の到達目標 ・国際化時代、多文化社会における教育課題を広い視野から理解する。
・国際理解教育やグローバル教育、開発教育、多文化教育等、関連教育形態の基本を理解する。
・様々なアプローチによる授業実践例を適切な視点で分析する力量を獲得する。
・新しい教育方法も組み入れた、当該領域の授業を企画・組織し、実践していく力量を形成する。 
授業計画
内容
1イントロダクション―地球的視野の育成が求められる背景と授業―
本科目の位置づけや全体構想、獲得目標等について説明を行う。地球的視野の育成が求められる背景、学校の中での実践の方法や課題、実践のために教師に必要となる力量などについての解説を行う。 
2国際化時代、多文化社会における教育の現状と課題I
 授業構想をする際に理解しておくべき基本的な文献に目を通しながら、受講生間のディスカッションを踏まえて、その現状と課題について解説をしていく。 
3国際化時代、多文化社会における教育の現状と課題II
授業構想をする際に理解しておくべき基本的な文献に目を通しながら、受講生間のディスカッションを踏まえて、その現状と課題について解説をしていく。 
4国際化時代、多文化社会における教育の現状と課題III
 授業構想をする際に理解しておくべき基本的な文献に目を通しながら、受講生間のディスカッションを踏まえて、その現状と課題について解説をしていく。 
5国際化時代、多文化社会における教育の現状と課題IV
 授業構想をする際に理解しておくべき基本的な文献に目を通しながら、受講生間のディスカッションを踏まえて、その現状と課題について解説をしていく。 
6国際化時代、多文化社会における教育の現状と課題V
 授業構想をする際に理解しておくべき基本的な文献に目を通しながら、受講生間のディスカッションを踏まえて、その現状と課題について解説をしていく。 
7事例分析と新しい教育方法I
 ワークショップ等を実際に経験したり、実践事例を分析する等の活動を通して、その実践の特色を見出すとともに、シミュレーション、ロールプレイ、参加型学習などの新しい教育方法を用いた実践を行う方法を検討していく。 
8事例分析と新しい教育方法II
 ワークショップ等を実際に経験したり、実践事例を分析する等の活動を通して、その実践の特色を見出すとともに、シミュレーション、ロールプレイ、参加型学習などの新しい教育方法を用いた実践を行う方法を検討していく。 
9事例分析と新しい教育方法III
 ワークショップ等を実際に経験したり、実践事例を分析する等の活動を通して、その実践の特色を見出すとともに、シミュレーション、ロールプレイ、参加型学習などの新しい教育方法を用いた実践を行う方法を検討していく。 
10事例分析と新しい教育方法IV
 ワークショップ等を実際に経験したり、実践事例を分析する等の活動を通して、その実践の特色を見出すとともに、シミュレーション、ロールプレイ、参加型学習などの新しい教育方法を用いた実践を行う方法を検討していく。 
11事例分析と新しい教育方法V
 ワークショップ等を実際に経験したり、実践事例を分析する等の活動を通して、その実践の特色を見出すとともに、シミュレーション、ロールプレイ、参加型学習などの新しい教育方法を用いた実践を行う方法を検討していく。 
12地球的視野を育成する授業モデルの開発I
 講義内容を踏まえ、地球的視野を育成するための授業モデルを開発する。その際、講義で扱った諸観点の中から複数を取り上げて、それらを組み合わせた授業モデルの開発を行う。必要に応じて、関係機関(国際交流や国際協力を行うNGO/NPO、市役所、博物館など)へ教材開発のためのフィールドワークを実施する。 
13地球的視野を育成する授業モデルの開発II
 受講生各人が開発した授業モデルを少人数のグループの中で発表し、相互に検討することを通して、自らの授業モデルを修正・改善していく。 
14地球的視野を育成する授業の構想と課題I
 国際理解教育を中心とした地球的視野を育成する授業の構想するための課題、近年の児童生徒の国際認識・国際感覚の状況、教師に求められる資質等、講義の中で重要なポイントとなったテーマについての討論を行う。 
15地球的視野を育成する授業の構想と課題II
 講義のまとめの討論を行う。 
 
テキスト・参考書及び自学自習についての情報 <テキスト>
テキストは、とくに指定しない。
<参考文献>
講義の中で、適宜紹介します。 
授業の形式  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 講義の受講状況、討論への参加の積極性と課題の遂行度、講義内容の理解度、授業案及びレポートなどを総合的に評価します。 
本授業に関する情報 特記事項無し 
その他 受講生数によって、授業計画を変更することがあります。
講義内容や方法についてのより具体的な中身は、第一回の講義の際に説明します。