| 科目名 |
中等美術科教育III |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
教育実習での実践の振り返りを通して、美術の授業を分析的に観察、評価する力を身につける。後半では、中等美術科教育の中でもアプローチが困難とされる日本美術の鑑賞の方法を検討する。 |
| 授業の到達目標 |
１．教育実習での実践を振り返り、分析的に観察、評価することによって、領域毎の授業展開の傾向や特徴をとらえることができる。
２．我が国の美術に親しみ、理解を深めるために相応しい鑑賞教育の方法を工夫して考えることができる。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | オリエンテーション〜実習を振り返って〜 |
| 2 | 研究授業の見直し１・絵画領域に関連する題材 |
| 3 | 研究授業の見直し２・彫刻領域に関連する題材 |
| 4 | 研究授業の見直し３・工芸領域に関する題材 |
| 5 | 研究授業の見直し４・デザイン領域に関する題材 |
| 6 | 研究授業の見直し５・鑑賞領域に関する題材 |
| 7 | 研究授業の見直し６・総括
・各領域の授業展開の傾向や特性を分析する
・「教師ー教材ー生徒」間に見られた特出すべき事象を出し合い、領域に関わりなく「美術の授業」全体にいえる普遍性をとらえる |
| 8 | 鑑賞教育再考１
・中等美術科教育に相応しい鑑賞教育の在り方とは？ |
| 9 | 鑑賞教育再考２
・VTC（視覚的思考カリキュラム）の紹介と実践（体験） |
| 10 | 鑑賞教育再考３
・VTCにおける知識情報の扱い |
| 11 | 日本の美術に親しむ１（以後グループワーク）
身の回りや教科書でとり上げられている我が国の美術の鑑賞の方法を考案する |
| 12 | 日本の美術に親しむ２
作品を「見るー考えるー話す（交流）」の循環と知識情報の得方、内容、タイミング、融合等の活動段階を考える |
| 13 | 日本美術の鑑賞・発表１ |
| 14 | 日本美術の鑑賞・発表２ |
| 15 | 日本美術の鑑賞・発表３ |
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| テキスト・参考書 |
・教育実習で行った研究授業の指導案および関連する資料や記録等を持参する。
・参考書については、適宜紹介するとともに、必要に応じてプリントを配布する。 |
| 自学自習についての情報 |
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| 授業の形式 |
講義と演習 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
出席（2/3以上）、受講態度（討議への積極的な参加、演習の取り組み）、期末レポート等で総合的に評価する。 |
| その他 |
特記事項無し |