科目情報
科目名 資源論 
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授業の概要 地球資源は地球の歴史とともに形成されてきた。それら地球資源(エネルギー資源と鉱物資源)が形成された地球科学的意義を解説しながら,個々の形成過程の特徴について地質学的・地球化学的観点から解説する。また,今日の地球資源の生産,利用,廃棄にともなう地球環境問題についても論じる。 
授業の到達目標 資源形成のメカニズムと地球環境システムとの関係を理解する。 
授業計画
内容
1I. 資源と環境
(1)はじめに 
2(2)自然認識の重要性 
3(3)地球の歴史と資源 
4(4)材料資源とエネルギー資源 
5(5)炭素循環 
6(6)資源の現状と未来 
7II. 地球資源の成因と地球科学的意義
(7)躍動する地球 
8(8)石油・天然ガスの形成 
9(9)石炭の形成 
10(10)鉄鉱床の形成と地球の歴史 
11(11)マンガンノジュール 
12(12)メタンハイドレート 
13III.クリーン・エネルギー
(13)ウラン 
14(14)自然エネルギー 
15(15)まとめ 
 
テキスト・参考書 テキストは使わないが,適宜プリントを配布する。
<参考となる資料>
田口一雄(1993)石油はどうしてできたか,青木書店.201p.
飯山敏道 (1998)地球鉱物資源入門,東大出版会.195p.
日下部 実訳(1990)地球資源学入門(地球科学入門シリーズ7),共立出版社.177p. 
自学自習についての情報 日頃から本授業に関連する雑誌,書籍,ニュース等に関心を寄せることが好ましい。 
授業の形式 プリント・DVDならびに実物の岩石・鉱石試料を使い講義形式で解説する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への積極的な参加ならびに試験により成績を評価する。 
その他 特になし。