科目名 |
教育社会学特講 |
クラス |
− |
授業の概要 |
平和と教育の関係について社会学的に解説する。日本の社会と平和教育の関連を述べ、特に広島・長崎・沖縄の平和教育に焦点を当てる。ワークショップにより平和学習の参加型手法も学ぶ。英米独など外国の平和教育と比較し、また国内の地方自治体による平和啓発の政策や事業例から学校教育と比較する。京都市内の平和博物館を訪問して、戦争についての展示方法を見学する。 |
授業の到達目標 |
平和教育を見る多様な視点、外国からの別の視点があることを知り、平和をとらえる重層的な視野を修得する。平和教育と社会の関係(社会的機能と社会的規定)を考えることにより、教育を社会学的に考察する力量の向上を目指す。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | 社会学的分析枠組み |
3 | 平和教育の理論 |
4 | 平和教育の歴史的展開 |
5 | 広島・長崎の平和教育 |
6 | 沖縄の平和教育 |
7 | 参加型平和学習 |
8 | イギリス・アメリカの平和教育 |
9 | ドイツの平和教育 |
10 | 地方自治体の平和啓発事業 |
11 | 平和博物館による平和学習 |
12 | 学外研修(平和博物館の訪問) |
13 | 子どもの平和意識 |
14 | 平和啓発についてのプレゼンテーション |
15 | まとめ |
|
テキスト・参考書 |
授業において参考文献などを提示する。 |
自学自習についての情報 |
|
授業の形式 |
講義形式であるが、ワークショップも行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業参加度(30%)、プレゼン(20%)、レポート(50%)などにより評価する。 |
その他 |
平日以外の1日(土曜日など)に学外研修(平和博物館訪問)を行う予定。 |