科目名 |
近・現代文学特講 |
クラス |
− |
授業の概要 |
第二次世界大戦直後の文学・映画に関する知識を深めるとともに、当時のメディアに対する戦後検閲の実態を知り、表現が生まれる場のありようや表現と権力との関係性について考察する。 |
授業の到達目標 |
1、表現と権力との関係性について学ぶ。 2、時代的コンテクストのなかで表現を理解する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | GHQ占領期という時代 |
3 | GHQ/SCAP検閲とメディア |
4 | 太宰治「トカトントン」 |
5 | 谷崎潤一郎「A夫人の手紙」 |
6 | 坂口安吾「戦争と一人の女」「続戦争と一人の女」 |
7 | 石川淳「黄金伝説」 |
8 | 金子光晴「欠伸」 |
9 | 田村泰次郎「肉体の門」 |
10 | 映画「肉体の門」 |
11 | 石川淳「焼跡のイエス」 |
12 | 坂井艶司「しらみの童女」 |
13 | 田村泰次郎「春婦伝」 |
14 | 映画「暁の脱走」 |
15 | まとめ |
|
テキスト・参考書 |
〔参考書〕『占領期雑誌資料大系 文学編』全五巻(岩波書店)、『占領期雑誌資料大系 大衆文化編』全五巻(岩波書店) |
自学自習についての情報 |
|
授業の形式 |
講義形式 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
学期末レポートと授業内での短いレポートから総合的に評価する。 |
その他 |
特記事項なし。 |