科目名 |
英米文学講読IB |
クラス |
− |
授業の概要 |
アメリカ19世紀の作家Nathaniel Hawthorneの短編‘Young Goodman Brown’(1835)と‘The Birthmark’(1846)を精読する。両作品とも、英米の歴史や文化、思想に深く根差した作品であるとともに、人間とは何か、人間が生きる上で大切なことは何かといった普遍的なテーマが内在する作品である。言葉の背後に隠された重層的な意味、象徴を捉え、作家の意図を読み取りながら、作品を味わい分析していく力を身につけていってもらいたい。 |
授業の到達目標 |
・詩的散文と呼ばれるHawthorneの文体に触れることで、言葉に対する感性を養いながら、英文読解能力を向上させる。 ・作品の背景にある歴史や文化、思想を知るとともに、伝統的な文学的レトリックを学び、作品分析の基礎力を身につける。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | イントロダクション |
2 | ‘Young Goodman Brown’(1) |
3 | ‘Young Goodman Brown’(2) |
4 | ‘Young Goodman Brown’(3) |
5 | ‘Young Goodman Brown’(4) |
6 | ‘Young Goodman Brown’(5) |
7 | ‘Young Goodman Brown’(6) |
8 | ‘Young Goodman Brown’(7) |
9 | ‘The Birthmark’(1) |
10 | ‘The Birthmark’(2) |
11 | ‘The Birthmark’(3) |
12 | ‘The Birthmark’(4) |
13 | ‘The Birthmark’(5) |
14 | ‘The Birthmark’(6) |
15 | ‘The Birthmark’(7) |
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テキスト・参考書 |
テキスト:Nathaniel Hawthorne著、小山敏三郎編注 Young Goodman Brown and the Birthmark (南雲堂) ※テキストは、あらかじめ入手しておくこと。 参考書:授業中に紹介する。 |
自学自習についての情報 |
予習は必須。毎回、予習箇所を指定する。 |
授業の形式 |
演習と講義。 随時指名しながら講義を行う。受講者には予習箇所の和訳、要約、意見の発表等を行ってもらう。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業態度+発表内容(45%)、クイズ(15%)、期末試験(40%)により、総合的に評価します。 ※授業回数の1/3以上を欠席した場合は単位を認めない。遅刻、早退は3回で一回の欠席と見なす。 |
その他 |
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