科目情報
科目名 英米文学講読IIIB 
クラス − 
授業の概要 1. シェイクスピアの恋愛悲劇 Romeo and Julietの前半を当番を決めて、音読して訳してゆきます。
2. 時折テープやビデオも用いて、演じられるものとして観賞します。
3. 必要な語学的解説と文化的背景についての説明を教官がおこないます。
4. 予定のうち読み残したところは自宅で読んでもらうことになるでしょう。 
授業の到達目標 (1)テキストを語学的に精確に理解できるようにする。
(2)シェイクスピア時代の英語と現代英語の違いを理解し、注釈書の助けをかりて読めるようになる。
(3)朗読テープやビデオを用い、演じられるものとしてシェイクスピア劇を味わう楽しみを知る。 
授業計画 平均すればおよそ130行を毎回読み進みたいのですが、初めはそうもいかないでしょう。エリザベス朝英語に慣れてから、スピードアップします。
内容
1Introduction 
2I. i. 1 - I. i. 103 
3I. i. 104 - I. i. 238 
4I. ii. 1 - I. iii. 17 
5I. iii. 18 - I. iv. 26 
6I. iv. 27 - I. v. 26 
7I. v. 27 - I. v. 144 
8II. i. 1 - II. ii. 84 
9II. ii. 85 - II. ii. 190 
10II.iii. 1 - II. iv. 35 
11II. iv. 36 - II. iv. 165 
12II. iv. 166 - II. vi. 15 
13II. vi. 16 - III. i. 112 
14REVIEW 
15REVIEW 
 
テキスト・参考書 教科書: 岩崎宗治・編注『ロミオとジュリエット』(大修館シェイクスピア双書)978-4469142600
参考書:河合祥一郎 『「ロミオとジュリエット」恋におちる演劇術 (理想の教室)』みすず書房 978-4622083023 
自学自習についての情報 図書館にある市川三喜・編注『ロミオとジュリエット』(研究社シェイクスピア叢書)も、古いけれども親切な語学案内として参考になります。松岡和子訳のちくま文庫や、河合祥一郎訳の角川文庫、小田島雄志訳の白水社Uブックスに収められている翻訳もどうぞ参照してください。 
授業の形式 講義と演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 学期末の定期試験(50%)とレポート(50%)[シェイクスピアの他の悲劇を読んで日本語で論じる]で評価します。専門科目なので欠席は論外。 
その他