科目情報
科目名 電子計算機 
クラス − 
授業の概要 『情報機器の操作』で履修した EXCEL の知識を基盤として、EXCEL VBA によるプログラミング技術を修得する。EXCEL VBA は、プログラミングの初心者が初めて触れるプログラミング言語として最適であり、また、これを修得することにより、EXCEL の理解が一層深まる。さらに、学校教育現場のパソコンに EXCEL がインストールされている場合がほとんどで、EXCEL がインストールされていれば、利用することができるからである。 
授業の到達目標 最初の4コマで、EXCEL を復習した後、マクロの記録、EXCEL VBA によるマクロの作成という順で授業を進めていく。この授業により、プログラミングを体験するとともに、EXCEL の理解を深め、最終的には、学校教育現場で必要とされる、成績処理などの情報処理技術を修得することを目標とする。 
授業計画 以下の講義と演習を行う。
6コマ目以降の EXCEL VBA によるマクロの作成では、プログラミング技術の初歩を身に付けるとともに、学校現場で必要とされる、成績処理などのマクロ作成を行う。
内容
1授業全体のオリエンテーション
EXCEL の復習 (1) 
2EXCEL の復習 (2) 
3EXCEL の復習 (3) 
4EXCEL の復習 (4) 
5マクロの記録と、記録したマクロの実行 
6EXCEL VBA によるマクロの作成 (1) 
7EXCEL VBA によるマクロの作成 (2) 
8EXCEL VBA によるマクロの作成 (3) 
9EXCEL VBA によるマクロの作成 (4) 
10EXCEL VBA によるマクロの作成 (5) 
11EXCEL VBA によるマクロの作成 (6) 
12EXCEL VBA によるマクロの作成 (7) 
13EXCEL VBA によるマクロの作成 (8) 
14EXCEL VBA によるマクロの作成 (9) 
15EXCEL VBA によるマクロの作成 (10) 
 
テキスト・参考書 テキストは使用しない。毎回、プリントを配布する。
参考書として、2年まで使用していた教科書を挙げておく。
 10 日でおぼえる Excel VBA 入門教室 2007/2003/2002/2000 対応,瀬戸遥著,翔泳社 
自学自習についての情報 授業中に配布するプリントだけでは不十分な場合、参考となる WEB ページを指定するので、自学自習に活用して欲しい。 
授業の形式 授業はすべて情報処理センターで行い、ある程度講義が進むたびに、演習を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) レポートにより評価する。
1.レポートは、EXCEL の復習が終わった段階で1個、EXCEL VBA に関しては、授業の進行に合わせて、1つのテーマが終わるごとにレポートを課す。
2.人のプログラムをコピーして提出したことが明らかになった場合は、レポートの評価は 0 点とする。
3.プログラミング技術は、1つずつ積み上げるようにして習得すべきものであるので、すべての授業に出席することが望ましい。やむを得ない事情で欠席した場合は、その欠席した授業で行われたことを自習しておくこと。 
その他 EXCEL の復習を4コマかけてやるので、『情報機器の操作』を受講後も、EXCEL の操作に自信がない人も、心配せず、受講して欲しい。