科目名 |
情報学講究II |
クラス |
− |
授業の概要 |
各自が決定した卒業研究の課題に関する研究を、各自が主体性を持って進めていく。教員は、それに対して、助言を与える。 |
授業の到達目標 |
『情報学講究I』で学んだ知識と技術を元に、各自が決定した卒業研究の課題に取り組み、卒業論文をまとめる。また、自分が研究したことを、他人にわかりやすく説明する能力を養う。 |
授業計画 |
スペースの都合で、昨年度の卒業研究のテーマのみを列挙することにする。 (1) 三角形に関する定理の相関図と、それらの定理の理解・指導に役立つデジタル教材の開発 (2) 三角形の重心・外心・内心の指導法に関する研究 (3) 平面幾何の指導に役立つデジタル教材の開発と、その教材を用いた指導案の作成 (4) 数学活用の教材としての、自然渋滞の数理モデルに関する研究 (5) 数学と物理の懸け橋となる教材として、ヨーヨーの動きのシミュレーション・プログラムの開発と、その教材を用いた指導案の作成 (6) 立方体の展開図に関するデジタル教材の作成 (7) 迷路作成とその解法に関する種々のアルゴリズムの比較研究と、迷路における難易度に関する考察 なお、(1) 〜 (5) が算数・数学の教員志望の受講生によるもので、(6) と (7) が企業就職希望の受講生によるものである。従来より、非常に広い範囲から研究テーマを選択しており、卒業生の研究をさらに進める、あるいは、独自の分野を開拓する形で、卒業研究の課題を決定し、それに取り組む。授業中、研究の進み具合に関して質問をするので、それに、わかりやすく、説明するよう心がけてもらいたい。今年度も、算数・数学教育の教材を作成する受講生が多いことが予想されるが、この場合、作成したデジタル教材を用いた授業の指導案を作成し、模擬授業をしてもらうことも予定している。
回 |
内容 |
1 | 卒業研究 (1) |
2 | 卒業研究 (2) |
3 | 卒業研究 (3) |
4 | 卒業研究 (4) |
5 | 卒業研究 (5) |
6 | 卒業研究 (6) |
7 | 卒業研究 (7) |
8 | 卒業研究 (8) |
9 | 卒業研究 (9) |
10 | 卒業研究 (10) |
11 | 卒業研究 (11) |
12 | 卒業研究 (12) |
13 | 卒業研究 (13) |
14 | 卒業研究 (14) |
15 | 卒業研究 (15) |
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テキスト・参考書 |
各自が研究を進める過程で、テキストが必要になれば、適宜アドバイスを与えるので、そのテキストを購入して欲しい。 |
自学自習についての情報 |
各自が研究を進める過程で、自学自習すべきことを、適宜アドバイスする。 |
授業の形式 |
卒業論文のまとめ方に関しては、教員が講義・指導するが、各自が決定した卒業研究の課題に関する研究は、各自が主体性を持って進めていき、教員は、それに対して、助言を与える。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
最終発表だけではなく、定期的に、研究内容の発表の場を設けるので、その発表の様子と、発表に用いた教材や資料により評価する。 |
その他 |
算数・数学の教員志望の学生に対しては、ICT を活用した算数・数学教育に関して深い知識を持ち、新しい利用方法を提言できるような人に育てていきたいと考えている。一方、進路の関係上、情報を中心に研究する学生に対しては、将来役に立つであろう理論や技術を身に付けた、技術者あるいは研究者として独り立ちする手助けをしていきたい。 |