科目情報
科目名 創造技術実習I 
クラス − 
授業の概要 創造技術実習Iでは、まず電気・機械領域の基礎的な知識・技術について講義を受け、次にそれらを組合せた基本的な課題実習を行う。その後、各自で自由に課題を設定する。後期の創造技術実習IIでは、Iで学んだ知識・技術を活用し、その課題を実現するべく設計・製作をすすめていく。最後に、その成果を実演し口頭発表および文書により報告する。 
授業の到達目標 創造技術実習I、IIを通して、ものづくりのプロセスを自身で体験し、創造力を高める。これにより、卒業研究・教材開発・製品製作などの場で,必要となるセンスを養う。Iでは、必要となる基礎的知識・技術を身に付ける。さらに、IIで製作する自身の自由な課題について発案し実現に向けて実践する。 
授業計画 (前期)創造技術実習I, 1〜15
(後期)創造技術実習II, 16〜30
内容 内容
1ガイダンス(実習の進め方,安全面の指導など) 16アイデア作品を、電気(制御部)と機械(機構部)部分に分けるとともに、作品全体構想を加工性、機能性など多面的に検討して、回路、機構なども含めて設計を行う。 
2電気の基礎知識に関する講義 1 17同上 
3電気の基礎知識に関する講義 2 18同上 
4電気の基礎に関する実習 1 19各自の最終作品の機能や特徴などについて発表を行う。教員が必要に応じて、有益なアドバイス、情報などを与える。 
5電気の基礎に関する実習 2 20これまで、設計段階でまとめたことを図面に表現する。 
6機械の基礎知識に関する講義 21同上 
7機械の基礎知識に関する講義 22同上 
8機械の基礎に関する実習 1 23図面に従って、部品や回路の製作、プログラミング等の作業を行う。 
9機械の基礎に関する実習 2 24同上 
10簡単な模型製作による規定課題実習 1 25同上 
11簡単な模型製作による規定課題実習 2 26同上、組立。 
12規定課題を各自で工夫してバージョンアップを図る 1 27中間発表(年内に基本部分を完成させて発表)。状況に応じて、修正やバージョンアップを図る。 
13規定課題を各自で工夫してバージョンアップを図る 2 28修正等 
14後期に向けて、各自のアイデアを口頭により原案発表,質疑応答によりアイデアをシェープアップする。 29最終調整、完成 
15引き続き、各自のアイデアについて、独自性、実現性、貢献性などの観点から、教員の助言、指導を行い、アイデアをまとめる。 30発表会(外部聴衆に対しての発表会を設定する) 
 
テキスト・参考書 実習用のテキストを配布する。(予定)
参考書
『やさしい電子ロボット工作』(東京電機大学出版局)
『やさしいメカトロ工作』(東京電機大学出版局)
『ロボコンマガジン』(オーム社)など 
自学自習についての情報 各課題は、次回までに理解しておくこと。 
授業の形式 講義および実習(実習中心) 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) デモンストレーション(60%)・口頭発表(10%)・報告書(10%)・授業に対する態度、意欲(20%) 
その他 I、IIを履修することが望ましい。