科目情報
科目名 家庭電気・機械 
クラス − 
授業の概要  本講義では生活エネルギに係わる問題点について考察し、日常の生活に利用されている機器,設備および電気に関する基礎的な理論,事象について解説する。また,具体的な生活機器,設備についての作動原理,構造等についても講義する。さらに模型のモーター・電子回路の製作を体験することにより理解を深めたい。併せて,生活機器の果たす役割,それらの利用にあたっての留意点についてもふれる。 
授業の到達目標 家庭用機器および住居設備に関する基礎的知識を習得し,生活の場でこれらを合理的に扱う能力を養う。 
授業計画
内容
1機械とは
 生活と機械、器具、器械、道具 
2生活における機器の利用
機器の利用と消費者  
3機械の要素I
 摩擦車・ベルト車 
4機械の要素II
 歯車、リンク、ねじ、カム 
5機械のダイナミクス
 はずみ車と慣性モーメント 
6家庭機器材料
 金属材料、プラスチックス、セラミックス 
7生活のエネルギー
 生活におけるエネルギーの現状と将来  
8燃料利用の基礎 
 灯油・都市ガス・液化天然ガス、燃焼、爆発、引火 
9電気利用の基礎
 電気エネルギーの特徴、交流と直流 
10動力源としての利用
 電気と磁気、電動機の特徴と用途 (3極モーターの製作) 
11熱源としての利用
 抵抗加熱、誘導加熱、誘電加熱、遠赤外線加熱 
12光源としての利用
 照明の用語、発光形式 
13熱移動のための利用
 冷凍サイクルと冷媒、成績係数 
14エレクトロニクス
 エレクトロニクス素子、半導体素子 (非安定マルチバイブレーターの製作) 
15まとめ
 家電リサイクル法と省エネルギー 
 
テキスト・参考書 テキスト  岡部 巍 編  『新家庭機械・電気』 (医歯薬出版)
また、必要に応じて参考資料を配布する。 
自学自習についての情報 復習として教科書と講義時に配布した資料を参考に、生活機器の原理、仕組みの理解に努め、疑問点に関しては次回の講義時に質問するようにする。 
授業の形式 講義(演習を含む) 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 講義への参加態度・意欲と試験の成績,提出物で評価する。(原則として2/3以上の出席で評価の対象とする。) 
その他 特記事項なし