科目情報
科目名 彫造研究 
クラス − 
授業の概要 木を素材として立体物を制作する基礎を学ぶ。
木は原木を使用する。
目指す造形物の具現化のための、基本的な工具の扱いを学ぶ。 
授業の到達目標 与えられた原木の形から、制約の中での発想の力を身につける。
工作機器を扱う中で身体の俊敏な動きを身につけ、目的に合った
機器を選択する能力を会得する。
繰り返し作業する中で起こる、無我の境地を感受する。 
授業計画
内容
1クスノキの原木の裁断と分配。
裁断に関わる工具の知識や扱い方の習得。 
2木から受けるイメージや自分の発想を基にマケットの制作。
与えられた木の形を十分に把握する。 
32週目と同じ。
マケットの出来た者から実制作を開始。 
4マケットを参考に、木のどの部分を取り除くのが合理的か、その判断力を養う。
またどの個所にはどの工具を使うのが合理的かの判断力も養う。 
54週目と同じ。
工具の使い方と同時に、工具の手入れの仕方も学ぶ。 
65週目と同じ。 
76週目と同じ。 
87週目と同じ。 
98週目と同じ。 
109週目と同じ。
この頃より、イメージに近い形が見え始める。
荒彫りから仕上げのプロセスに入る。 
1110週目と同じ。 
1211週目と同じ。 
1312週目と同じ。 
1413週目と同じ。 
15合評会。
制作を通して獲得したものと、反省とを述べ合い、
それらを教育の現場にどのように役立てることが出来るかも考える。 
 
テキスト・参考書 使用しない。 
自学自習についての情報 自分の発想に対して、スケッチや粘土、その他の素材を使ってのマケットを制作し、
発想の具体化を他者に理解させるためのプレゼンテーションの訓練をする。 
授業の形式 実習。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 作品点 80%
平常点 20% 
その他 危険を伴う実習なので、食事をしっかりと摂って授業に臨むこと。授業内容が豊富で、しかも休むと取り戻せなくなる実習なので、欠席をしないこと。専門性を持った実習なので、なるべく美術専攻の学生が登録するように。