科目名 |
和楽器演習II |
クラス |
− |
授業の概要 |
雅楽についての基礎的な知識を得ながら、雅楽の楽器で中心となる三種の管楽器(笙・篳篥・龍笛)のどれか一つを選んで、演奏技術を習得する |
授業の到達目標 |
選択した管楽器で、平調の「越殿楽」が演奏できることを目指し、他の雅楽器と合奏して、雅楽の演奏方法を体感する。 |
授業計画 |
1,映像資料によって、雅楽について学ぶ。 2,三種類の楽器演奏を実際に聴いて、学ぶ楽器を選択する。 3,三種類の楽器の唱歌を学ぶ。 4,選択した楽器の唱歌を覚える。 5,選択した楽器の演奏法法を学ぶ。 6,他の楽器と合奏する。 7,選ばなかった他の二種の楽器について学ぶ。 8,管絃の正式なスタイルで演奏する。 なお、各練習の合間に、適宜雅楽に関する映像資料によって、雅楽についての学ぶ。 |
テキスト・参考書 |
資料は、コピーを最初の講義の時に配布する。 佐藤浩司『雅楽 源氏物語のうたまい』(天理教道友社、2012)を参考にすると良い。 |
自学自習についての情報 |
貸与となる楽器について、その扱い方を学び、時に触れ折に触れて、吹奏すること。 |
授業の形式 |
実習。最初は一クラスで行うが、選択した楽器を練習するときは、三つのクラスに分かれる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
講義への出席・参加・楽器演奏の習得60%、筆記試験40% A+=平均90%以上。A=80%〜89%。B=70〜79%。C=60〜69%。 |
その他 |
雅楽は、一見、難しいように思われがちであるが、実際に携わってみると、結構面白い。千年も途絶えず続いてきたことが分かる。優れた日本の伝統芸術に是非触れて頂きたい。 |