科目情報
科目名 教育課程論特論 
クラス − 
授業の概要 学校教育における教育課程(カリキュラム)を編成していく上で重要となる「能力」や「学力」という概念の特徴について検討する。とりわけ、近年の社会の変化との関係を視野に入れて、「能力」や「学力」概念の展開を考察する。 
授業の到達目標 ポスト近代社会における「能力」や「学力」概念の特徴について理解を深める。 
授業計画
内容
1オリエンテーション
「能力」や「学力」概念をめぐる議論の歴史 
2「生きる力」と「学力」、コンピテンスとリテラシー 
3ポスト近代社会と「ハイパー・メリトクラシー」 
4社会と「能力」の関係(1) 
5社会と「能力」の関係(2) 
6経済と「能力」の関係(1) 
7経済と「能力」の関係(2) 
8「ポスト近代型能力」と評価 
9「職業的能力」をめぐる議論(1) 
10「職業的能力」をめぐる議論(2) 
11コンピテンスと社会関係資本(1) 
12コンピテンスと社会関係資本(2) 
13学力観の変遷 
14ポストフォーディズムと「能力」 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:本田由紀編著『労働再審@転換期の労働と〈能力〉』大月書店、2010年。 
自学自習についての情報  
授業の形式 講義と発表・議論 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表(30%)と期末レポート(70%) 
その他