科目情報
科目名 声楽特論I 
クラス − 
授業の概要 ベルカント唱法の歴史をひもとき、音声生理学の見地から発声の機能と理論を探求し実践する。 
授業の到達目標 歌唱の実践を通してより理論的に発声法を分析し、ベルカント唱法による日本歌曲の歌唱法を修得する。 
授業計画 1時間目、イタリア歌曲を取り上げ、20世紀前半の歌手と20世紀後半の歌手の録音を比較しその発声の違いを研究する。
2時間目、イタリア歌曲を取り上げ、20世紀前半の歌手と20世紀後半の歌手の録音を比較しその発声の違いを研究する。
3時間目、イタリア歌曲を取り上げ、研究発表をする。
4時間目、歌唱表現について研究する
5時間目、イタリア近代歌曲の中から選曲し実践する。
6時間目、暗譜で研究発表。学生同士の評価を取り入れる
7時間目、歌唱テクニック(レガート唱法、クレッシェンド・強弱歌唱について)について研究
8時間目、日本歌曲を取り上げ、その歌唱法を研究
9時間目、日本歌曲の研究
10時間目、日本歌曲の研究
11時間目、日本歌曲を暗譜で研究発表
12時間目、イタリア語と日本語の歌唱の違い
13時間目、ベルカント発声についての知識と実践。(ドナウディ歌曲を指定)
14時間目、是までの歌唱テクニックのまとめ
15時間目、実技試験 
テキスト・参考書 イタリア古典歌曲集I・II(全音楽譜出版社)
イタリア近代歌曲集I・II(全音楽譜出版社) 
日本歌曲集I・II(全音楽譜出版社) 
自学自習についての情報 実技の授業なので、自分で時間を取って普段の練習に心掛ける 
授業の形式 グループレッスン及び個人レッスン 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) (1)歌唱力修得状況 40%
(2)授業への積極性 20%
(3)実技試験 40% 
その他 ここで受講者が学ぶべき「発声法」は音楽教育現場での指導力を養うためのものであり、音声生理学に関する専門書などから、受講者本人が事前に自主的に学習し、予め理論を学んでおく必要がある。
本授業内では、発声に関する初歩的な説明は行わない。