科目名 |
保健体育科教育教科内容論X |
クラス |
− |
授業の概要 |
1. 学校内で起こることが予測される非社会的問題行動についての精神病理学的な視点を学ぶ。 2. 自傷やいじめなどの危機的状況を含めて自殺予防について学ぶ。 3. 自殺予防心理教育について学ぶ。 |
授業の到達目標 |
1. 学校で起こる可能性のある児童生徒や教職員の危機的問題が理解できるようになる。 2. 児童生徒の自殺予防チームに参加できるようになる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション、学校危機総論。 |
2 | 学校危機支援活動と学校 |
3 | 教員として必要な自殺予防概論 |
4 | 児童生徒への自殺予防教育 |
5 | 保護者への自殺予防教育 |
6 | 学校における相談体制の確立、教職員自身の心の健康と自殺予防 |
7 | 児童生徒の自傷への対応 |
8 | 不登校と自殺 |
9 | ひきこもりと自殺 |
10 | いじめの加重による自殺 |
11 | 暴力行為と自殺 |
12 | 児童虐待と自殺 |
13 | 危機介入に必要な学校臨床でみられる精神疾患 |
14 | 事後介入、スクールカウンセリングとスクールソーシャルワーク |
15 | 学校での精神的・心理的危機のまとめ |
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テキスト・参考書 |
テキスト:本間友巳編著「学校臨床 子どもをめぐる課題への視座と対応」(金子書房、2012年、2400円+税) ISBN978-4-7608-2365-9 |
自学自習についての情報 |
テキストを事前に目を通していることを前提に、テキストに加える資料配付により発展的な内容での授業展開をおこなう。 第1回目の授業には、テキストの第10章を事前に読んで出席すること。 |
授業の形式 |
講義中心であるが、事例演習も含まれる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業で行われるレスポンス課題14%、指定レポート16%、期末テスト70%。 |
その他 |
紹介する実際の事例については、守秘義務を守ることを受け入れることが受講の条件である。 |