科目名 |
技術科教育基礎研究 |
クラス |
− |
授業の概要 |
技術科教育が本来有すべき属性を考究して,その本質を探究する過程で,生徒に教授すべき内容を明確にするとともに,その教授法のあるべき姿について追求する。複数の教員によるオムニバス形式で実施する。授業の一部は京都市および京都府の教育委員会指導主事が担当する。 |
授業の到達目標 |
人間の存在や生活にとっての技術の意義・役割を正しく理解・認識するとともに,そのことを正確かつ効率的に生徒に教授する方法についての知識やスキルを習得する。 |
授業計画 |
上記の授業の概要の範囲内で,授業の到達目標を達成できるような内容を有する資料を,学生の興味・関心と予備的知識量を考慮して選定し,それをテキストとして学習を進める。従って授業内容やその進め方については,受講学生の興味・関心やメンバーの構成で異なる。授業は「授業の形式」に述べるように全10回であり,その内容は毎年少しずつ変化するが,その例を以下に示す。
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション,なぜ技術を教育するのか,学習指導要領との接点 |
2 | 技術科教育の指導の現状と課題,技術科における栽培学習,環境学習の教育的効果 |
3 | 材料から見た技術教材 |
4 | 技術教材の考え方とあり方 |
5 | 技術科教育の指導法 |
6 | 機構から見た技術教材 |
7 | 電気技術(1) |
8 | 電気技術(2) |
9 | 情報教育の意義と課題 |
10 | 情報教育内容論・方法論,全体のまとめ |
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テキスト・参考書 |
技術科教育に係わる書籍,論文,公的資料など。 |
自学自習についての情報 |
授業時に,必要に応じて示す。 |
授業の形式 |
原則講義形式であるが,受講生の人数次第では演習形式を併用することもある。適宜レポートの提出を求めることもある。また,内容に関連する現地調査を行うこともある。1回135分の授業を,全部で10回分実施する。授業担当者により,授業の進め方は異なる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業態度(質問,解答など),レポートの内容,出席回数などを総合的に判断する。 |
その他 |
技術科教育に関する他の授業の受講を,積極的に行って欲しい。 |