科目情報
科目名 英米文学特論II 
クラス − 
授業の概要 イギリスが大英帝国としてもっとも繁栄した時代、それはヴィクトリア女王の在位期間と見事に重なり、内外に大英帝国の威力が広く喧伝される一方、その栄光の影に現代にもつながる様々な問題も抱えていた。本授業では、日本でも人気の高いCharlotte Bront?のJane Eyreを原文で読み切ることで、英国ヴィクトリア朝の様々な文化的背景、思想、時代精神などを理解することを目指す。小説が描いている様々な問題に対して、自分なりの考えや主張を英語で書いてもらうことも目標とする。 
授業の到達目標 文学作品の精読を通して、19世紀英国社会、文化への理解を深める。さらに、小説が描く様々な問題点を多角的に検証し、批評眼を養いながら、受講生独自の作品の解釈を目指す。 
授業計画
内容
1イントロダクション 
2Vol. I, Chaps 1-4 
3Chaps 5-9 
4Chaps 10-12 
5Chaps 13-15 
6Vol. II, Chaps 1-2 
7Chaps 3-5 
8Chaps 6-8 
9Chaps 9-11 
10Vol. III, Chaps 1-2 
11Chaps 3-6 
12Chaps 7-9 
13Chaps 10-12 
14まとめ 
15予備日およびレポート提出 
 
テキスト・参考書 Charlotte Bront?, Jane Eyre. Oxford UP, 2000. 
自学自習についての情報  
授業の形式 講義と演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席および口頭発表 40% 期末レポート 60% 
その他 小説を通読するクラスであるので、一度にかなりの分量の英語を読む。毎回の予習は必須である。また、発表のためのリサーチはもちろん、他の院生の発表へのコメントなど、授業への熱心な参加を求める。初回の授業で、授業の進め方について説明するので、必ず出席すること。