科目名 |
英米文学特論III |
クラス |
− |
授業の概要 |
シェイクスピア初期の喜劇、Comedy of Errorsを、当時の劇場構造や上演形態を考慮して読んでいきます。ビデオや朗読テープなども用いて、シェイクスピアのせりふの響きに触れます。文学的解釈、演劇的解釈に踏み込んで、現代の上演にも言及しつつ、演じられるものとして、さらに深くシェイクスピア劇を探求します。 |
授業の到達目標 |
(1)時代背景や当時の劇場構造などにもとづいて、シェイクスピア劇をより深く理解すること。 (2)演じられるものとして、舞台上で生起する劇を想像する力をつけること。 (3)代表的な批評上の争点について知り、この劇を評価する視点を得ること。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | I. i. 1 −119 |
2 | I. i. 120 −I.ii.105 |
3 | II.. i. 1 − 117 |
4 | II. ii. 1 − 148 |
5 | II.ii. 149 − III. i. 49 |
6 | III. i. 50 − III. .ii. 28 |
7 | III. ii. 29 − 169 |
8 | II. ii. 170 − IV. i. 113 |
9 | IV. ii. 1 − IV iii. 79 |
10 | IV. iii. 80 − IV. iv. 114 |
11 | IV. iv. 115 − V. i. 86 |
12 | V. i. 87 − 226 |
13 | V. i. 227 − 330 |
14 | V. i. 331 − 428 (ending) |
15 | Review |
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テキスト・参考書 |
教科書 Charles Whitworth (ed.) Comedy of Errors (The Oxford World’s Classics) 978-0199536146 |
自学自習についての情報 |
他のエディション、たとえば T. S. Dorsch (ed.) The Comedy of Errors や Penguine Shakespeare の同作品も参考にしてください。もちろん、小田島雄志訳(白水社)、松岡和子訳(ちくま文庫)の『間違いの喜劇』も参照してかまいませんが、あくまで訳に頼らず英語をしっかり読んできてください。 |
授業の形式 |
講義と演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業での評価70% レポート30% |
その他 |
授業中の自発的な質問や発言を歓迎します。こちらから指名したときも、思ったことを恥ずかしがらずに答えてください。能動的に授業に参加してくれることが大切です。とくにテープを聴いたり、ビデオをみたりするときには、集中して分析的に鑑賞してください。 |