科目情報
科目名 ヨーロッパ文学特論IB 
クラス − 
授業の概要 19世紀末から第一次世界大戦までの期間は,象徴主義的な価値が危機をむかえ,キュビスムや未来派,ダダイスムを経てシュルレアリスムに至るという,フランス文学・美術史上における激動の時代であった。数々の「主義」が生まれ,新しい芸術が抽象的に理論化される過程において,文学と諸芸術は融合の度合いを深め,その垣根を超越したところで今までにない文芸・芸術思潮が構築されていく。本講義では,ベル・エポック期を代表する文学者,特にギヨーム・アポリネールを中心軸としながら,当時の社会・文化事象や諸外国の新しい文学・芸術運動の影響も考慮しつつ,19,20世紀のフランスにおける文学・芸術の潮流を検討する。 
授業の到達目標 受講生が,フランス文学やフランス文化に対する知見を広め,文化的多様性に対する感受性を高めるとともに,自国の文化や自分自身のあり方を意識し,考えるようになることを目標とする。 
授業計画 受講者の理解度に合わせて授業を進める。
内容
1オリエンテーション(講義概要,授業の進め方や評価方法の説明) 
2フランス19世紀文学の概要と特徴(1) 
3フランス19世紀文学の概要と特徴(2) 
4ベル・エポックとは(1) 
5ベル・エポックとは(2) 
6ギヨーム・アポリネールとは 
7ギヨーム・アポリネールと仲間たち 
8ギヨーム・アポリネールと新しい文学(1) 
9ギヨーム・アポリネールと新しい文学(2) 
10ギヨーム・アポリネールと新しい文学(3) 
11ギヨーム・アポリネールと美術(1) 
12ギヨーム・アポリネールと美術(2) 
13ギヨーム・アポリネールと映画 
14ベル・エポック以降のフランス文学(1) 
15ベル・エポック以降のフランス文学(2) 
 
テキスト・参考書 テキスト:渡辺一夫,鈴木力『増補 フランス文学案内』, 岩波書店, 1990.
参考書:講義内で紹介する。 
自学自習についての情報 教科書とギヨーム・アポリネールの短篇作品集『異端教祖株式会社』と『虐殺された詩人』を事前に読んでおくことが望ましい。 
授業の形式 演習形式 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 課題(口頭発表や文章の要約など)の達成度により評価する。 
その他 フランス語未履修者についても積極的に参加してもらいたい。