科目名 |
ドイツ語IIB |
クラス |
− |
授業の概要 |
キリスト教と並んでドイツ文化の源流をなしていると言われるのが北欧神話(=ゲルマン神話)ですが、わが国では、ギリシア神話やローマ神話と比べて馴染みが薄いことは否めません。本授業では、この北欧神話のユニークきわまりない世界に私たちを案内してくれる中級読本を、じっくり丁寧に読んでいきます。理解を助けてくれる図版等も随時紹介します。ワーグナーの楽劇はもちろん、BUMP OF CHICKEN や THE RADIOHEAD に興味のある人にも面白い内容と思います。 |
授業の到達目標 |
辞書を大いに活用して語彙を増やしつつ、また、重要文法事項の完全定着を図り、生のドイツ語文献に独力でチャレンジできるまでの語学力をつけること。 |
授業計画 |
受講生の顔ぶれしだいでは、最初の数回は前期のテキストの残りを片づけることに当てるかもしれません。その場合、後期から受講しようという人にはコピーを配布しますのでご心配なく。 後期テキストは全44頁ですが、ぜんぶ読み切ることにはこだわりません。受講生の習熟度を見て、無理のないスピードでじっくり読んでいきましょう。 |
テキスト・参考書 |
テキスト:『神々の黄昏――北欧神話への誘い』(Kurt Eigl著、金井英一・小林俊明共編、同学社) 参考書:独和辞典、文法書(ドイツ語Tの教科書) |
自学自習についての情報 |
文の頭から出てくる順に、知らない単語を片端から辞書を引くというやり方では、時間がかかる割には文意がつかめません。まずは文の「根幹」となる部分(主語・動詞・目的語等)をしっかり押さえて、それから「枝葉」に当たる部分を調べていくというやり方で取り組むこと。他の授業の課題などに追われて時間のないときは「枝葉」の部分はサボってもかまいませんから。 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
まず、2/3の出席は必須条件(欠席は2回で1回分の欠席と見なします)。それをクリアしたら、授業態度・課題への取り組みなどで評価する平常点8割と学期末テスト2割で採点します(履修者が少数の場合は平常点のみとなります)。 |
その他 |
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