科目情報
科目名 教育課題研究実地演習 
クラス − 
授業の概要 (1) 授業は学校教育における今日的課題について実践的に学ぶため、京都府内の公立小・中・高・特別支援学校での演習並びに演習の振り返り及び評価に関する内容とに分かれている。
(2) 演習を基本とするが、当初に概要説明及び諸注意、演習での課題やテーマについての説明が行われる。
(3) 演習は1回1日(半日可)を基本とし、公立小学校3校・中学校2校・高等学校1校・特別支援学校1校に分かれて実施する。演習校では学校の研究テーマのもと、専任指導教員の指導・監督に従って10回の演習を行う。
(4) 演習の中間及び終わりには全体で演習を振り返り、その成果と今後の課題を発表する場を持つ。 
授業の到達目標 (1)学校教育における今日的課題について、京都府の取組を演習校の研究テーマを中心に具体的に理解できる。
(2) 演習校で研究テーマとして掲げて取り組まれている今日的諸課題について、演習を通して実践的理解を深めるとともに課題解決に向けての意欲を高める。
(3) 演習を振り返り、自身の成果をまとめ、発表、交流することで、自己省察能力とコミュニケーション能力を高める。 
授業計画 (1)大学でのオリエンテーション並びに事前指導[10月2日(水)3、4限]
(2)演習校でのオリエンテーション並びに事前指導[10月9日(水)3、4限]
(3)演習校での活動(前半5回)
(4)大学での中間振り返り交流会[11月27日(水)3、4限]
(5)演習校での活動(後半5回)
(6)大学での演習振り返り交流会[1月29日(水)3、4限]
(7)演習校での成果発表会 [2月上旬〜中旬] 
テキスト・参考書 必要に応じて紹介、指示する。 
自学自習についての情報 ○公立学校の子どもたちとの関わりや観察した授業の様子、教員の仕事についての気づきを記録し、演習に活かすこと。
○演習を振り返り、自身の成果と課題をまとめ、教職をめざすにあたって実践的課題を見出すこと。 
授業の形式 1回1日(半日可)の公立学校での演習を中心に実施する。10回の演習を基本とし、他校で演習を行う仲間とともに、お互いの学びを交流し合う「振り返り交流会」を、中間と終了時の2回、大学で実施する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 演習状況を基本とし、演習日誌及び発表レポートを考慮し合否を決定する。 
その他 (1)受講要件 以下の条件を満たすものとする。
*主免実習を終えた者で、小学校または中学校または高等学校または特別支援学校の教員を志望する者
*10日間の演習に必ず参加できる者
*学生傷害保険に加入している者(大学で加入)
(2)受講人数 受講生は各学校あたり約5〜10名、計約55名とする。希望者が定員を上回った場合には選考を行う。
(3)経費 演習等にかかる交通費等の諸経費は受講生の負担とする。
(4)その他 本授業は、京都府教育委員会との連携事業(教員養成サポートセミナー)である。本学と京都府教育委員会との間で取り交わした規定を遵守すること。