| 科目名 |
学校インターンシップ研修 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
１）本授業では、京都市の教育課題や教育施策に先進的に取り組み、特色ある学校づくりを進めている京都市立小・中学校において，担当教員の指導・監督のもと，児童・生徒への教科等の学習指導・学級指導・生徒指導等の実際及び教員の職務並びに学校教育活動の運営に関する事項について、多角的、実践的な研修を行う。
２）研修にあたっては、本学で必要な事前指導を行う。
３）研修校と研修生との間で、授業の趣旨に沿った研修内容並びに規定の日数の研修日を協議の上、決定して実施する。
４）研修終了後には，研修を振り返り，その成果をまとめ，発表、交流する場を持つ。 |
| 授業の到達目標 |
１）研修校での実地研修を通じて、教職の実際について総合的かつ実践的に理解する。
２）京都市立学校の教員の児童・生徒に対する教育的熱意を感じるとともに、指導・支援のあり方を実践的に学び取る。
３）教員の学校組織における役割分担や地域・保護者との連携等について、実践的に学び取る。
４）学校教育における今日的課題について，研修校の取り組みを通して実践的に理解を深めるとともに、課題解決に向けての意欲を高める。
５）研修を振り返り、自身の成果をまとめ、発表、交流することで、自己省察能力とコミュニケーション能力を高める。 |
| 授業計画 |
１）オリエンテーション並びに事前指導 ［１０月 ２日(水)１２：５０〜１６：０５］
２）事前学習−京都市立学校の教育について−［１０月 ９日(水)１２：５０〜１６：０５］
３）〜１３）実地研修（１０回）
＊配属された京都市立小・中学校で、以下の日数の研修を行う。
・全日研修（勤務時間は研修校に準じる）を原則とし、１０月〜翌年２月９日の研修期間中に、１０日間の研修を行う。日程等は研修校と研修生との協議で決定する。
＊本授業では、研修担当教員の指導のもと、以下の研修を選択的に組み合わせて行う。具体的な研修内容は研修生と研修校との間で事前に話し合いを行い、合意の上で決定する。また、この内容は、実地教育運営委員会に報告を行う。
ア）学級担任の補助（教科・道徳・学級活動、総合学習、学級経営、担任業務等）
イ）教科（専科）担任の補助
ウ）学校行事、学年行事、委員会活動等の補助
エ）その他の教育活動の補助
学校行事へは原則参加とする。校内の打合会、会議、研究会，保護者会等への参加については、研修校の判断に従う。
１４）研修の振り返りと交流会 ［２月５日（水）］
１５）研修報告書の作成と交流 ［２月１２日（水）］ |
| テキスト・参考書 |
「研修ノート」（実地教育運営委員会作成）及び必要に応じて資料等を配布
研修校で配布される資料等は各自で活用すること |
| 自学自習についての情報 |
実習校で何を得ようとするのか、事前に自分のテーマをしっかり考えておくこと。実習では気付いた事柄を丁寧に書き残し、
経験を記録化すること。後日振り返った時にも書き残しておくと参考になる。 |
| 授業の形式 |
事前・事後教育及び京都市立小・中学校での実地研修 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
研修参加日数、「研修ノート」の記入状況、研修の報告書、事後指導での発表を基に「合・否」で評定する。 |
| その他 |
１）受講要件 受講要件は以下の条件を満たす者とする。
＊ 主免・基礎免実習を終えた本学学部３回生以上及び本学大学院生
＊ 教職への志望を強くもっている者
＊ 規定の日数の研修に参加できる者
＊ 学生傷害保険に加入している者（大学で加入）
２）受講人数 小学校（１５校）約３０名、中学校（５校）約１０名
３）受講生の決定 実地教育運営委員会で選考を行い，受講生及び研修先を決定する。
４）研修先の決定 研修校並びに研修生の希望を基に、実地教育運営委員会が調整のうえ決定する。
５）経費の負担 研修にかかる交通費等の諸経費は受講生の負担とする。
本授業は、京都市教育委員会との協定基づいて行うものであり、京都市教育委員会が主催する「京都教師塾」の学校実地演習と兼ねることができる。 |