科目情報
科目名 中等音楽科教育II 
クラス − 
授業の概要 20世紀に展開された諸外国の代表的な音楽教育について、それぞれの内容・方法・哲学を学ぶとともに、明治以来の日本の音楽教育の歴史を理解し、21世紀の我が国の音楽教育の在り方について考える。  
授業の到達目標 20世紀の諸外国の代表的な音楽教育の原理と方法を理解し、明治以来の日本の音楽教育の歴史を踏まえて、21世紀の音楽授業について理論的・実践的に探究し、中学校・高等学校で音楽の授業ができるようになる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション  
2諸外国の音楽教育1(方法と哲学) ダルクローズのリトミック 
3諸外国の音楽教育2(方法と哲学) コダーイ・システム 
4諸外国の音楽教育3(方法と哲学) オルフ・シュールベルク 
5諸外国の音楽教育4(方法と哲学) 創造的音楽学習 
6諸外国の音楽教育5 プレゼンテーションと模擬授業1 
7諸外国の音楽教育6 プレゼンテーションと模擬授業2 
8諸外国の音楽教育7 プレゼンテーションと模擬授業3 
9諸外国の音楽教育の総括とレポート提出 
10日本音楽教育史1 明治期の唱歌教育 
11日本音楽教育史2 大正期の童謡運動 
12日本音楽教育史3 昭和期の音楽教育 国民学校時代〜戦後から平成期の音楽教育〜学習指導要領の時代 
13中等音楽科教育の実践的諸問題1 (*実地指導講師との共同) 
14中等音楽科教育の実践的諸問題2 (*実地指導講師との共同) 
15授業のまとめと総括 
 
テキスト・参考書 『改訂新版 中等科音楽教育法]』(音楽之友社) *参考書は多数のため授業で提示する。 
自学自習についての情報 受講者は自学自習によってプレゼンテーション及び模擬授業の準備を行うこと。 
授業の形式 講義(*演習形態を含む) 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) プレゼンテーションと模擬授業(40%)・レポート (40%)・講義への参加態度(20%)。 
その他 1.中等音楽科教育IIは、原則として中等音楽科教育Iを履修した者が受講すること。
2.受講生の人数、音楽経験によってシラバスの授業内容を若干変更する場合がある。