科目情報
科目名 中等家庭科教育IV 
クラス − 
授業の概要 中等家庭科教育I〜IIIおよび初等教科教育で取り上げてきた基本的な教科内容(主に家庭科)の事項をふまえた上で、小・中・高等学校の児童・生徒の学習実態や生活実態を考慮し、教科の指導のあり方について実践的に考察する。なお授業では、中等家庭および初等学校の教員採用試験を受験することを想定し、受講者は中等家庭グループと初等教育グループとに別れ、それぞれ分担して教材研究等を行い、過去問をもとに解説をする模擬授業方式の演習を取り入れる。 
授業の到達目標 小・中・高等学校の教科指導(主に家庭科)や学校における今日的な課題に対応できる資質を養うために、
1.小・中・高等学校の教科指導(主に家庭科)の実態を理解することができる。
2.中等家庭科でとりあげる内容について具体的に教材研究を進めることができる。
3.中等家庭科の課題を踏まえた上で、教科指導(主に家庭科)の模擬授業を行うことができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーションおよび各自の分担の決定 
2授業の解説準備・作問<1> 
3模擬授業(1)および考察
問題集(1) 
4模擬授業(2)および考察
問題集(2) 
5模擬授業(3)および考察
問題集(3) 
6模擬授業(4)および考察
問題集(4) 
7模擬授業(5)および考察
問題集(5) 
8初等教育グループと中等家庭グループの交流
前半の反省会 
9授業の解説準備・作問<2> 
10模擬授業(6)および考察
問題集(6) 
11模擬授業(7)および考察
問題集(7) 
12模擬授業(8)および考察
問題集(8) 
13模擬授業(9)および考察
問題集(9) 
14模擬授業(10)および考察
問題集(10) 
15後半の反省会および総括 
 
テキスト・参考書 該当の校種の教科書および教員採用試験の問題集
(最初の授業時に指示する) 
自学自習についての情報 小・中・高等学校家庭科の内容について、指導要領の解説書ならびに小・中・高の家庭科教科書を参考に、理解の定着をはかる。
教員採用試験を想定し、自ら問題を作成してみる。
他の受講者が作成した問題の中で解けなかったものについて復習をする。 
授業の形式 主とし演習で進める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席11回以上を評価の対象とする。
毎回の勉学態度(30%)、模擬授業の準備や実践状況(50%)、受講者による相互評価(20%)などをもとに総合的に評価する。
試験は行わない。 
その他 特記事項無し