科目情報
科目名 国際教育協力論A 
クラス − 
授業の概要 国際教育協力とは、発展途上国における教育(例えば、学校教育、識字教育、保健教育など)を改善するための「援助活動」を指す。しかし、このような活動を援助国及び被援助国の両方にとって有意義なものにするためには、途上国が抱える問題や、途上国で行われている開発や援助をめぐる問題を理解する必要がある。本授業では、途上国が抱える問題や開発援助をめぐる問題について、主に参加型学習を通じて、学生諸君に考えてもらう。 
授業の到達目標 1. 途上国が抱える問題及び、開発援助をめぐる問題について理解する。
2. 途上国支援や開発援助について柔軟に考え、その考えを他人に伝える能力を養う。
3. 開発教育や平和教育を目的とした授業を行う能力を身につける。 
授業計画 本講義では主に参加型の学習方法を用いて、議論、討論を行う。各回に予定している授業内容は次の通りである。
内容
1オリエンテーション(自己紹介、授業計画、成績の付け方など) 
2世界の多様性 
3ステレオタイプはどこで作られるのか? 
4私の世界観 
5世界の出来事と日本の出来事 
6写真から見える世界 
7差別を経験する 
8世界のしくみ 
9ディスカッション:望ましい開発援助とは? 
10良い文化と悪い文化 
11世界遺産を考える その1 
12世界遺産を考える その2 
13開発援助の現場:何からやるべきか 
14開発援助の現場で起こっていること 
15問題の解決方法を考える 
 
テキスト・参考書 授業中に適宜紹介する。 
自学自習についての情報 発展途上国が抱える問題や世界の動きについて授業でディスカッションを行うため、新聞やニュース番組などから、現在世界で起こっている事柄について、日々情報を集めておくこと。 
授業の形式 講師が作成する教材を用いて、主に議論、討論を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席(1/2)、レポート1(1/4)、レポート2(1/4)。議論や討論を主体とした授業を行うため、出席を重視する。3回以上欠席したものには単位は与えない。しかるべき理由によって3回以上欠席するものは、事前に申し出ること。追加のレポート等を課す。 
その他 特記事項なし