| 科目名 |
英語史 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
英語の歴史は比較的よくわかっている。この授業では、インド=ヨーロッパ語族の一員としての英語とそれを取り巻く言語との関係を知り、さらに、ブリテン島での言語攻防をとおして、いかにして今の英語の姿になったかを、主に外面史、文法、発音、語彙の面から時代にそって概観する。 |
| 授業の到達目標 |
今では世界中で用いられている英語も、はじめはブリテン島で育った言語であった。この授業では、英語の特徴を歴史的な視点から学習することによって、現代の英語の特徴をより明確にすることを目標とする。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | 世界の中の英語 |
| 2 | 印欧語族の中での英語 |
| 3 | 比較言語学と音韻推移 |
| 4 | 古英語の外面史 |
| 5 | 古英語の音韻構造 |
| 6 | 古英語の文法 1 |
| 7 | 古英語の文法 2 |
| 8 | 古英語の語彙 |
| 9 | 中英語の外面史 |
| 10 | 中英語の発音と綴り字 |
| 11 | 中英語の発音変化と文法変化 |
| 12 | 中英語の語彙 |
| 13 | 近代英語の誕生 |
| 14 | 近代英語の発音変化と綴り字 |
| 15 | 音声変化と綴り字・辞書と文法 |
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| テキスト・参考書 |
テキスト 中尾俊夫、寺島迪子著 『図説英語史入門』大修館書店 参考書 Crystal, Our Language, 成美堂 中尾俊夫著 『英語史』篠崎書林 入家葉子 『ファンダメンタル英語史』ひつじ書房 |
| 自学自習についての情報 |
毎回の授業の後、教科書等を参考にして復習して理解できていない個所はないか確認し、その個所を勉強しておぎなっておくとよい。ゆとりがあれば、次回の授業の範囲を教科書で調べておくと授業の理解が楽です。 |
| 授業の形式 |
講義が中心であるが、重要な事項については議論をしながら英語の歴史的な流れを確認する。 |
| 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
学期末試験(85%), 参加態度(5%)、小テスト(10%) |
| その他 |
授業の進み方が比較的速いので、次の授業までに前の授業の内容を確実に理解しておくこと。 |