科目名 |
電気技術概論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
日常生活を始めとして、生産・運輸・建設・情報通信・金融・医療など社会のあらゆる場面で電気が利用され、そこには電気回路が存在する。本講義では、「電気基礎・実習」で学んだ複素数による回路の表現法を用いて、基本的な電気回路および回路網の特性を解析する手法について述べる。 |
授業の到達目標 |
共振回路の特性、変成器の等価回路と特性、大規模回路の取り扱いと性質、二端子対回路の入出力関係の表現と特性、三相交流回路の表現と特性等を理解することを目標とする。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 回路解析の基礎 |
2 | 複素数を用いた回路解析 |
3 | リアクタンス回路 |
4 | 損失のある共振回路 |
5 | 共振特性 |
6 | 変成器 −等価回路− |
7 | 多巻線変成器 |
8 | 中間試験 |
9 | 回路方程式 −閉路方程式と節点方程式− |
10 | 回路の諸定理 |
11 | 各種二端子対パラメータ |
12 | 二端子対回路の相互接続と動作量 |
13 | 回転磁界と多相交流 |
14 | 三相交流と対称座標法 |
15 | 三相電力 |
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テキスト・参考書 |
テキストとして次の書籍を使用する。 電気学会大学講座 「回路理論基礎」 柳沢 健 著 発売元 オーム社 |
自学自習についての情報 |
わからないことがあればすぐに解決するようにしましょう。1.授業中に質問する、2.授業後に図書館やIPCで調べる、3.教員へ直接アタックする。いろいろな方法がありますが、これらは学生の権利です。権利を活用してください! |
授業の形式 |
講義形式で行う。 適宜、レポートの提出を求めるほか、中間試験と期末試験を実施する。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
講義への参加態度 20% レポート 40% 試験 40% 出席率が2/3以上の者のみを評価の対象とする。 |
その他 |
「電気基礎・実習」を履修ずみであること。 |