科目名 |
服装心理学 |
クラス |
− |
授業の概要 |
服飾は洋服だけではない。広くファッションととらえる。ここではファッションと心理との関係の基礎を学ぶ。それは自己の表現や他人への認知という人間関係の基礎を学ぶことになる。 |
授業の到達目標 |
最初に服飾心理学でよく引用される基礎的な理論を学ぶ。次にその理論が現在ではどのような事象になっているかを学ぶ 。それらを利用してより良いくらしを築くためにはどうするのかを考える力を養う。 |
授業計画 |
1回目 イントロダクション講義内容の説明,授業のすすめ方の説明,評価の説明など円滑に講義ができるための準備をする。 2回目 教科書を使用するが,最初にトリクルダウンというジンメルの理論の説明をする。 3回目 大学生たちが日常的に何を基準に商品を選択しているのかについて学ぶ。これは調査データをもとにする。 4回目 身近なブランド品などの購入心理について学ぶ 5回目 服飾を購入する際の選択基準と購入動機について学ぶ 6回目 若者の購買素地の実例をあげ、価値観に支えられた着装を学ぶ 7回目 若者のニーズを中心に着装行動とその心理について学ぶ 8回目 ここまでの前半のまとめをおこなう。ここまでで選択基準や購入心理などを整理する。 9回目 化粧と装いについて学ぶ 10回目 化粧品をはじめ服飾品へのこだわりについて考える。 11回目 服飾グッズへのこだわりについて考える。 12回目 キャラクターを求める心理について学ぶ。 13回目 服飾心理と自己満足について学ぶ。 14回目 こだわりの本質と心理について学ぶ。 15回目 全体のまとめをおこなう。ここでは授業内に設問も実施する。 |
テキスト・参考書 |
辻幸恵著『こだわりと日本人−若者の新生活感:選択基準と購買行動−』白桃書房,2013年。 |
自学自習についての情報 |
新聞の経済欄に目をとおすこと |
授業の形式 |
基本的には講義形式だが,ミニレポートや発表も授業内に実施する。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
毎回の授業内で3ないし4問の問題を出すのでそれらの問題に対する解答を提出する(40点)レポート点(50点)授業内での発表点(10点) |
その他 |
私語厳禁。遅刻や早退は認めない。また授業内の問題に対する解答を後日提出することも認めない。 |