科目名 |
美術史II |
クラス |
− |
授業の概要 |
西洋美術史の〈方法論〉の概要 |
授業の到達目標 |
以下の3点を目標として挙げる。まず、美術を〈作る〉〈見る〉対象としてだけではなく〈語る〉対象として認識すること。次に、西洋において美術の〈見方〉と〈語り方〉がいかに移り変わってきたのかを理解すること。さらに、美術を〈見ること〉と〈語ること〉のつながりを、学生が自分なりに考察すること。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | はじめに |
2 | 伝記 |
3 | 考古学 |
4 | 解剖学 |
5 | 様式論 |
6 | 美術史 |
7 | イコノロジー |
8 | 知覚心理学 |
9 | 系譜学 |
10 | フォーマリズム1 |
11 | フォーマリズム2 |
12 | 脱構築 |
13 | フェミニズム |
14 | 精神分析 |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書 |
[テキスト] なし [参考書] 高階秀爾・三浦篤 編「西洋美術史ハンドブック」新書館 ウード・クルターマン「美術史学の歴史」中央公論美術出版 ヴァーノン・ハイド・マイナー「美術史の歴史」ブリュッケ その他、講義中にその都度紹介する。 |
自学自習についての情報 |
この授業は、著名な作家や有名な作品を時代順に紹介するものではなく、そうした作家や作品の「リスト」にかんする知識を問うものでもない。ただ、もし学生がそうした知識を必要と判断するのなら、書店に並ぶ様々な入門書を随時参照してもらいたい。一方、この授業が評価の対象とするのは、知識の量ではなく、考察する力である。そのため、コンディションを整えて授業に出席してもらうことが第一となる。 |
授業の形式 |
講義 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
小テスト(100%) ただしレポートによる評価を希望する学生には、それに応じる。 |
その他 |
特記事項なし |