科目名 |
家族心理学特講 |
クラス |
− |
授業の概要 |
「家族」という普遍的で不確実な存在について再考することからはじめる。そして、臨床現場で見られる不適応に対する家族心理学の立場から、家族を視野に入れた援助の基礎的なアセスメントを演習する。家族臨床の基礎として、実践的にロールプレイを行うことで、家族に対するアセスメントの意味を深める。 |
授業の到達目標 |
講義と演習を併用し、家族との臨床的な接点の持ち方の基礎が習得できるようにすること。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 家族心理学の概要紹介 |
2 | 「家族」についての近接領域における見方1 |
3 | 「家族」についての近接領域における見方2 |
4 | 家族療法の実際から学ぶ1 面接場面を映像で観察する |
5 | 家族療法の実際から学ぶ2 IPRによる振り返りから考える |
6 | 家族療法の実際から学ぶ3 面接のポイントを理解する |
7 | 家族に対するアセスメントについての講義 |
8 | 家族に対するアセスメントについての演習1 パターン |
9 | 家族に対するアセスメントについての演習2 枠組み |
10 | 家族に対するジョイニングについての講義 |
11 | 家族に対するジョイニングについての演習1 |
12 | 家族に対する働きかけについての講義 |
13 | 家族に対する働きかけについての演習 リフレイミング、コンプリメント |
14 | 家族との面接の演習1 |
15 | 家族との面接の演習2 |
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テキスト・参考書 |
テキスト 吉川悟:セラピーをスリムにする−ブリーフセラピー入門、金剛出版、2005 第2〜5章を事前に読み流ししておくと、講義が理解しやすいので、興味がある場合は事前学習しておくこと。 参考書 吉川悟:システムズアプローチによる家族療法のすすめ方、ミネルヴァ書房、2001 |
自学自習についての情報 |
予習よりも、演習を通じた復習を重視して下さい。 |
授業の形式 |
講義と演習をくり返し行うので、一部を抜けると理解できないこともある。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席を含めた単元ごとの小レポート(30%)と演習での取り組み(30%)とレポート(40%)。 |
その他 |
特記事項なし |