科目名 |
フランス語IIB |
クラス |
− |
授業の概要 |
フランスの文化や社会に関する興味深いテーマを扱った、易しいフランス語で書かれた文章を読んで読解力や語彙力を高め、音声教材なども活用して総合的なフランス語力を養う。1年次にあまり時間をかけられなかった文法事項についても説明と練習問題が用意されており、また幅広いレベルに対応したテキストなので、初級を終えたばかりの学生も、ブランクのある学生も不安なく参加することが出来る。後期からの参加も可能である。 受講生の関心、レベルに応じて用意する資料(インターネットの新聞、絵本、児童書など)により生きたフランス語に触れる機会を持ち、フランス文化への理解と関心を深める。仏検対策の練習問題も随時課題として出し、授業で解説する |
授業の到達目標 |
各人がそれまでに培ったフランス語の知識と能力をベースにして、応用力を高め、フランス語をツールとして使えるレベルに持っていく。実用フランス語検定試験準2級、2級合格の実力を養う。 |
授業計画 |
初回の授業はオリエンテーションで、前期の復習、後期から参加の受講生も交えての打ち合わせを行う。 以下のテーマのうち前期で割愛したものの中から選び直して読んで行く他、受講生のレベル、興味関心に合わせた資料も随時用意する。 ●飲食物・ガストロノミー フランス人の朝食、カフェとクロワッサン 笑う牛−フランス最初のオリジナルチーズブランド ●著名人 ココ・シャネル−人生をモードにした女性 セルジュ・ゲンズブール−反抗する音楽 ●歴史・制度 雄鶏−フランスの象徴 Mai 68 現在を照射する68年5月 ●産業・教育・労働 グランド・ゼコール−エリート社会フランスの教育システム ポール・アンプロワ−フランス版職業安定所 ●言語・メディア・文化 シモーヌ・ドゥ・ボ−ヴォワール−女性革命 ヴィクトール・ユゴー−ユゴーのプレザンス 印象派 Petit Prince 星の王子さま ●日常生活 あいさつ−フランス人流あいさつのABC 犬と猫−ペットをめぐる諸事情
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テキスト・参考書 |
フランスを読み解く鍵 第1巻 Denis C.Meyer 著 北村卓 編著 アシェット・ジャポン(長崎出版フランス語教材部 ) およびプリント教材。 (予定) 参考書については授業中に随時紹介する。 |
自学自習についての情報 |
調べ物をする時にウィキペディアの日本語版を使ったのなら、是非英語版、フランス語版も参照してみましょう。対応する部分が見つかればフランス語版もかなり読めるはずですし、英語版、日本語版が辞書代わりになることに気づくはず。 情報を集めるのに少しでもフランス語が使えるようになると、フランス語学習もますます楽しくなります。 |
授業の形式 |
演習形式で行なう。 受講生の学習歴やレベルのばらつきが大きい場合はグループレッスンと個人レッスンを組み合わせた授業となる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末試験の成績(500%)と平常評価(出席状況、授業中の課題への取り組みとその達成度)(50%)の成績をあわせて評価する。 |
その他 |
フランス語力に自信がなくとも、フランスの文化等に興味があれば是非参加して、楽しく有意義な時間を過ごしてほしい。 |