| 科目名 |
人権と法 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
１．日本および世界における人権概念の発展について学ぶ。
２．様々な人権問題を解決するための法律・法制度について学ぶ。
３．国際人権法の発展や国連人権高等弁務官事務所の活動について学び、国際的な観点から人権と法の問題を理解する。
４．法律による権利保障の可能性と限界について学ぶと同時に、求められる法律・法制度について検討する。 |
| 授業の到達目標 |
１．現在の社会における様々な人権の課題を理解できるようになる。
２．人権の課題を解決するために、どのような法律・法制度が存在するか理解できるようになる。
３．人権の課題に対応するために必要な法律・法制度について検討することができるようになる。
４．人権の課題に対応するために国際社会や国際人権法が果たしてきた役割を理解できるようになる。
５．国際的な視点に立って日本における人権の問題を検討することの必要性を理解できるようになる。
６．日本における人権の課題の解決にあたり、国際社会の取り組みや国際人権法の発展から学ぶことの有効性を理解できるようになる。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | イントロダクション |
| 2 | 人権概念の発展と基本的な法律（国内法・国際法） |
| 3 | 国際的人権保障体制について（国連人権高等弁務官・人権条約・個人通報制度） |
| 4 | 国家と人権：ハンセン病を事例として |
| 5 | 雇用と人権（１）：不安定化する雇用と働く人たちの権利 |
| 6 | 雇用と人権（２）：セクハラ・パワハラ |
| 7 | 家族と人権（１）： 婚姻 |
| 8 | 家族と人権（２）：リプロダクティブ・ライツ／ヘルス |
| 9 | ジェンダーと人権（１）：男女の平等 |
| 10 | ジェンダーと人権（２）：女性に対する暴力（DV・ストーカー） |
| 11 | ジェンダーと人権（３）：デートDV／レイプ |
| 12 | 外国人と人権（１）：ヘイトスピーチ |
| 13 | 外国人と人権（２）：難民 |
| 14 | 表現の自由と人権：秘密保護法 |
| 15 | まとめ |
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| テキスト・参考書 |
特に指定しません。授業中に適宜、プリントを配布する他、参考文献を指示します。 |
| 自学自習についての情報 |
新聞やインターネット等により、広く世界の動きに触れる努力をしてください。 |
| 授業の形式 |
受講生数によりますが、ワークショップ、グループ討議、発表をとりいれた授業をおこないたいと考えています。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
１）授業への積極的な参加：自ら考え、積極的に意見を述べ、討議や発表に参加すること（30％）
２）小テスト：学期の中頃でおこなう予定。授業で扱った課題についての理解と考察のレベルを問う（10％）
３）レポート：授業中におこなうワークショップやグループ討議についての理解と分析（10％）
４）定期試験：持ち込み不可の論述形式。課題について、自らの考察を加えつつ、論理的に説明しまとめる（50％） |
| その他 |
授業への積極的な参加を求めます。 |