科目名 |
地理学 |
クラス |
− |
授業の概要 |
(1)最終氷期以降の自然環境の変化と日本の文化圏との関係 (2)欧州の自然環境と大航海時代との関係 (3)地図の発達の歴史 (4)自然環境から見た平城京と平安京 |
授業の到達目標 |
自然環境と人間社会や歴史の間には密接な関係があることを理解する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 環境決定論と環境可能論 |
2 | 日本の文化圏1「日本人の形成」 |
3 | 日本の文化圏2「先史時代の文化圏」 |
4 | 日本の文化圏3「東北日本と西南日本の文化圏:“肉まん”か“豚まん”か?」 |
5 | 日本の文化圏4「鮭鱒文化圏,瀬戸内文化圏」 |
6 | 大航海時代1「南欧、ポルトガルとスペインの時代」 |
7 | 大航海時代2「オランダ,イギリス,フランスの時代」 |
8 | 大航海時代3「欧州の自然環境と世界進出との関係」 |
9 | 大航海時代4「大航海時代の日本:植民地を免れた幸運の地理と歴史」 |
10 | 地図の発達1「地球の大きさ」 |
11 | 地図の発達2「緯度と経度の確定」 |
12 | 地図の発達3「未知なる南方大陸:オーストラリア」 |
13 | 地図の発達4「世界地図の歴史」 |
14 | 平城京と平南京1「奈良盆地と京都盆地」 |
15 | 平城京と平南京2「水に恵まれた京都」 |
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テキスト・参考書 |
テキスト:『現代地図帳』(二宮書店) 参考書:ジョン・ノーブル・ウィルフォード 著(鈴木主税 訳)『地図を作った人びと』河出書房新社 安田 喜憲 著『気候と文明の盛衰』、『日本文化の風土』朝倉書店 和辻 哲朗 著『風土』岩波文庫 ジャレッド・ダイアモンド 著(倉骨 彰 訳)『銃・病原菌・鉄』(上・下)草思社 |
自学自習についての情報 |
期末試験は自筆ノート、地図帳、配布資料の持込を可とするが、詳細な内容を要求するので板書の転記にとどめていては試験に対応できない。ノートのとり方には特に工夫を心がけ、授業終了後の復習時にノートの整理を行うこと。 |
授業の形式 |
講義 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
通常点(授業中に課すミニレポート等:計50点)と期末試験(50点)の合計で評価する。 |
その他 |
自然環境そのもの、特に気候や地形に興味のある者は「自然地理学」を受講することを薦める。 |