科目名 |
学校教育相談室実習 |
クラス |
− |
授業の概要 |
京都市教育委員会が主催する事業である「学びのパートナー」または「スバルパートナー」に参加する。具体的には、毎週1回半日(可能ならば、毎週2回各半日)を基本として、京都市内の小中学校に設置されている相談室で、「相談室登校」を続ける不登校傾向の児童生徒への援助活動(学習支援、話し相手など),または一時保護所にいる子どもたちへの援助活動(学習支援)にあたる。 並行して、京都市教育委員会主催の研修会(年5回程度)、さらに授業の中で実施する定期的な全体ミーティングと個別指導(スーパービジョン)に出席して、実習体験への理解を深める。 |
授業の到達目標 |
1.「相談室登校」する不登校傾向の児童生徒,または一時保護所にいる児童生徒への直接的な援助を通して、子どもへの理解や対応ができるようになる。 2.不登校や虐待の現状ついて,理解できるようになる。 |
授業計画 |
・4月上旬,大学(教育臨床心理実践センター)で,短時間のオリエンテーションを行う(掲示あり)。 ・4月中旬,教育委員会オリエンテーション。 ・5月下旬派遣先決定。 ・6月実習開始。 ・大学による全体ミーティング・個別スーパービジョン,教育委員会による研修会に出席する。 ・3月実習終了。 |
テキスト・参考書 |
テキストは指定しない。授業時に適宜紹介する。 |
自学自習についての情報 |
不登校や虐待など子どもを取り巻く課題や問題について,テキスト等を通して事前に学習しておく。 |
授業の形式 |
小中学校や一時保護所での実習に加え、京都市教育委員会主催の研修会、さらに、授業の中で定期的な全体ミーティングによる事例検討・教育相談講義と個別指導(スーパービジョン)を実施する。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
実習状況に加え、全体ミーティングによる事例検討と個別スーパービジョンの内容を総合的に検討したうえで評価を行う。 |
その他 |
教職やスクールカウンセラーなどをめざす者の積極的な履修を期待する。 |