科目情報
科目名 教育社会学特講 
クラス − 
授業の概要 日本の学校教育は、1990年代以降急速なグローバル化の影響を受けており、それに対応することが迫られている。
本授業では、国際教育を実践するために「未来共生力」を修得するために、学校教育のグローバル化について検討する。 
授業の到達目標 (1) 平和と国際教育の視点から、学校教育について再考する。
(2) 教育のグローバル化について、教育実践に役立つ社会学的分析方法の修得を目指す。
(3) グローバル化に対応したカリキュラム開発の方法を考察する。 
授業計画 授業におけるキーワード:教育のグローバル化、平和形成、教育の国際協力、国際理解教育、平和教育
内容
1オリエンテーション 
2社会学的分析枠組み:教育のグローバル化 
3核軍縮教育の展開 
4平和構築と教育: 平和への教育貢献 
5教育への国際協力: 教育援助 
6開発途上国の教育状況 
7グローバル・ティーチャー: グローバル時代の教師の資質と課題 
8国際理解教育の特徴 
9ネット時代の国際的誤解 
10教育の国際競争力の増進 
11国際教育(1): 外子女教育、海外帰国児童生徒の教育 
12国際教育(2): 国内の外国にルーツのある子どもの教育 
13グローバル化に対応したカリキュラム開発(1) 
14グローバル化に対応したカリキュラム開発(2) 
15まとめ: グローバルリテラシーの修得 
 
テキスト・参考書 村上登司文『平和な社会形成のための教育』(2013)の冊子を配布。その他、授業時に随時参考文献などを提示する。 
自学自習についての情報 グローバル化に関連した授業案を作成する。 
授業の形式 演習形式で行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 受講参加度(30%)、授業での発表や模擬授業(30%)、授業案・レポート(50%)などにより評価する。 
その他 特記事項はなし