科目情報

科目名 認知発達心理学特講  クラス −  授業の概要 乳幼児期を中心とする子どもの認知発達について概観する。  授業の到達目標 子どもの認知発達について基本的な知識を得るとともに、研究が依拠する方法論、背景とする考え方や研究の流れについて理解する。  授業計画 回 内容 1 「発達」をどうとらえるか  2 初期にみられる認知発達の特性�@ 　赤ちゃん研究の方法と展開  3 初期にみられる認知発達の特性�A　 早期から見られる諸能力  4 初期にみられる認知発達の特性�B　 発達の生物学的基盤と社会的構成  5 幼児期における認知発達の特性�@　 数、言語  6 幼児期における認知発達の特性�A　 素朴理論  7 幼児期における認知発達の特性�B　 発達の領域固有性  8 認知発達研究の歴史的展開　 ピアジェ理論の系譜と展開�@  9 認知発達研究の歴史的展開　 ピアジェ理論の系譜と展開�A  10 認知発達の社会的構成  11 認知発達を支える「社会」　 「生活」、「遊び」  12 認知発達を支える「社会」　 　家庭、保育園・幼稚園、学校  13 「わたし」が育つということと認知発達  14 「社会」の変化と子どもの発達  15 まとめの課題(試験)    テキスト・参考書 特定のテキストは指定しない。参考書を授業の進行とともに紹介する。  自学自習についての情報 授業で参考となる文献や関連する事項について紹介するので、受講生自身の関心に応じて主体的に学んでほしい。  授業の形式 講義形式であるが、テーマによっては演習的部分も設ける.   評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） 授業での態度や議論への参加の程度20%、レポート30%、まとめの課題（試験）50%、で評価する。  その他 授業計画については、受講生の関心や学年構成を考慮して細部を修正することがある。