科目情報
科目名 近現代史研究 
クラス − 
授業の概要 北海道という「北の境界」を訪問し、実地に学びながら、「日本史」「日本地理」「固有の領土」などの概念の有効性と限界について考える。 
授業の到達目標 「日本史」「日本地理」「固有の領土」などの概念が、歴史的につくられたものであり、確固不動のものではないことを意識できるようになる。 
授業計画 事前学習を通常の講義の3回分、現地での活動を、1日あたり2〜5回分と読み替えてスケジュールを組む。
内容
1(5月15日・木)オリエンテーション。この日都合が悪い人には、別途対応する。また、チケットの購入について、以後も細かく指示・確認をする。 
2(6月)事前学習会。北海道で暮らしてきた人々の歩みを学ぶ。 
3(6月)事前学習会。北海道で暮らしてきた人々の歩みを学ぶ。 
4(1日目(9月24日))見学1、9:30に苫小牧駅前に集合。 
5(1日目(9月24日))見学1、アイヌ民族博物館、萱野茂二風谷アイヌ資料館、二風谷アイヌ文化博物館。 
6(1日目(9月24日))見学1、振内鉄道記念館、日高山脈博物館。 
7(1日目(9月24日))討論、帯広市の宿舎で行う。 
8(1日目(9月24日))討論、帯広市の宿舎で行う。 
9(2日目(9月25日))見学2、9:00に帯広の宿舎を出発。 
10(2日目(9月25日))見学2、帯広百年記念館、上士幌町鉄道記念館。 
11(2日目(9月25日))見学2、大雪湖、旭川市博物館、井上靖記念館。 
12(2日目(9月25日))討論、月形温泉の宿舎で行う。 
13(2日目(9月25日))討論、月形温泉の宿舎で行う。 
14(3日目(9月26日))見学3、9:00に月形温泉の宿舎を出発。 
15(3日目(9月26日))見学3、夕張石炭博物館、解散。(午後の便で新千歳空港から帰ることができるように) 
 
テキスト・参考書 事前学習の資料は、授業の際に配布する。 
自学自習についての情報 山川出版社の『北海道の歴史』、平凡社の『北海道の地名』、大石直正ほか『周縁から見た中世日本』を勧める。 
授業の形式 講義と現地実習。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 現地実習における参加状況・積極性で評価する。学習意欲が乏しいと判断した者については、事前学習後に参加を断ることがある。 
その他 (1)チケットは各自で購入してもらう。オリエンテーション時に、1泊4日の割り引きツアーチケットの購入方法を教える。関空・伊丹・神戸のどの空港から何時の便で往復するか、前日の夜にどこに泊まるかは、各自の都合で選ぶことができる。(2)現地での移動は普通車に分乗する。その料金は人数で割る。(3)過年度の状況からすると、1泊4日のツアーチケットは3万2000円ぐらいかかる。これに、2泊分の宿泊費と、車代、空港までの交通費、食費などが加わる(車はレンタカーに分乗する)。
(4)旅程は、教育実習事後指導への出席者のことを考えて、9月24〜26日を予定しているが、3回生の参加の様子を見極めて、前後に変更することもある。(5)2015年度は沖縄に戻す予定である。