科目名 |
地理学特講 |
クラス |
− |
授業の概要 |
阪神・淡路大震災20周年を間近かに控えた今年、この都市直下型巨大地震がもたらした被害は如何なるものであったのか。そしてその復興過程で如何なる問題や相克が生じ、人びとはいかにしてそれを克服し復興を遂げたのか。これらを座学(事前学習)と現地で学び、今後の都市防災や防災教育に何が必要なのかを実証的に考える。距離的に京都から近い場所であるが、現地での討論を充実させるため、神戸市内で2泊することを予定している(3日連続の日帰りになることもある)。 |
授業の到達目標 |
地理学の社会への実践的応用について、考え行動できる基礎力を身につける。 |
授業計画 |
5〜7月に事前教育(教科書購読や文献研究)、8月下旬に2泊3日(3日連続の日帰り)の現地実習を行う。日程は担当者のスケジュールが確定次第にB棟3階の香川研究室のドア付近に掲示する。受講登録も同じ場所に登録用紙を掲出する。日程および受講登録用紙は4月の開講日に掲出する予定。 |
テキスト・参考書 |
【テキスト(全員必ず購入すること)】D.W.エジントン著、香川貴志・久保倫子共訳(2014)『よみがえる神戸』海青社、ISBN978-4-86099-293-4、本体3,600円。 【参考書】安藤元夫(2003)『阪神・淡路大震災 被災と生活・住宅復興』学芸出版社、ISBN978-4-7615-3114-2、本体3,200円。 |
自学自習についての情報 |
NDL−OPACやCiNiiを活用して、阪神・淡路大震災や防災・防災教育に関わる書籍や論文を積極的に読んでいってください。待っているだけでは知識は一向に増えません。NDL−OPACやCiNiiを知らない人は、それだけで大学生として恥ずかしいので、まずはその理解から始めてください。 |
授業の形式 |
事前学習(ゼミ形式)、現地実習(野外実習=エクスカーション形式)、事後学習(レポート形式) |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
事前学習におけるプレゼンテーション資料(教科書や論文の紹介:15%)、事前学習会における質疑応答:15%、現地実習での積極性:50%、事後レポート:20%で判断する。 |
その他 |
現地実習が3日連続の日帰りになった場合、1回の欠席につき20点の減点、遅刻1回につき15点の減点になります。 |