科目名 |
英米文学講読VA |
クラス |
− |
授業の概要 |
本授業では、19世紀末ヴィクトリア朝末期に活躍した作家トマス・ハーディの短編を精読する。ハーディの作品を特徴づける彼独自の世界観を味わいながら、文学作品を読みこなせる読解能力を身につけるとともに、イギリスの社会や文化についての知識を深める。 |
授業の到達目標 |
文学作品を十分に読みこなすことができる英語読解能力を養う。 テクストを字面通り読んでいくだけではなく、論理的に分析しながら、自分なりの作品解釈ができるようになる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | Introduction |
2 | The Son's Veto(p.31-35) |
3 | The Son's Veto(p.35-39 ) |
4 | The Son's Veto(p.39-43) |
5 | The Son's Veto(p.44-48) |
6 | The Son's Veto(p.49-53) |
7 | The Son's Veto(p.54-56) |
8 | The Melancholy Hussar(p.57-62) |
9 | The Melancholy Hussar(p.63-68) |
10 | The Melancholy Hussar(p.69-74) |
11 | The Melancholy Hussar(p.75-80) |
12 | The Melancholy Hussar(p.81-87) |
13 | The Son's Vetoの考察 |
14 | The Melancholy Hussarの考察 |
15 | 総括 |
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テキスト・参考書 |
Thomas Hardy, To Please His Wife and Other Stories 英宝社 ISBN:4-269-01210-2 テキストは各自、あらかじめ入手しておくこと。参考書や関連書籍については、授業中に適宜指示する。 |
自学自習についての情報 |
毎回5-6頁程度の予習を全員に課す。受講生全員が中辞典以上の辞書を丁寧に引き、教科書巻末の注にしっかり目を通し、テクストをきちんと読んでくることが求められる。 とくに発表担当者は、テクストをしっかりと読み込むだけでなく、作品の時代・社会・文化背景を調べて考察したり、自分なりの観点で作品を分析することが求められる。 |
授業の形式 |
講義と演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業内活動(貢献・参加度)(10%)、各種発表(40%)、学期末試験(50%)により、総合的に評価する。 |
その他 |
・単位取得には総授業回数の1/3以上の出席が必要。 ・遅刻厳禁。遅刻は15分まで。それ以降は欠席とみなす。 ・学生の発表を中心に授業を進める。発表を担当する際の無責任な態度・言動(例:遅刻、準備不足)は、他の受講生にとって大きな迷惑となるため、大幅に減点し、場合によってはそれ以降の受講を認めない。 |