科目情報
科目名 英語学演習A 
クラス − 
授業の概要 本授業は、原則として「4回生」で英語学の基礎知識を習得している学生、英語学で卒業論文を書く学生を対象とし、英語学の専門領域(生成文法及び認知言語学)の最新の研究成果を学習することを目的とする。具体的には、次の2点が授業概要の中心である。
1.生成文法、認知言語学の文献を読み、近年の理論言語学の知見を理解する。
2. 受講者自身が口頭発表を通して、文献の内容紹介と批判的検討を加える。 
授業の到達目標 1.S.Pinker, A.Goldberg, M.Tomasello等の先行研究、特に構文交替研究について書かれた文献を取り上げ、その妥当性を検証し、各自の英語学研究に活用する。
2.言語理論の英語教育への活用法を考察する。  
授業計画
内容
1オリエンテーション 
2Pinkerの概念意味論 
3Pinkerの概念意味論 
4Pinkerの概念意味論 
5Pinkerの概念意味論 
6Pinkerの概念意味論 
7Goldbergの構文文法 
8Goldbergの構文文法 
9Goldbergの構文文法 
10Goldbergの構文文法 
11Goldbergの構文文法 
12Tomaselloの構文文法 
13Tomaselloの構文文法 
14Tomaselloの構文文法 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:
講義資料をプリントにして配布する。

主要参考文献:
山梨正明(編)(2009)『言語習得と用法基盤モデル』研究社. 
自学自習についての情報 受講生には、適宜、英文の要約等を中心とする課題の提出を求める。またレポーターには英文の内容を要約し、その内容についての口頭発表を求める。そのため、毎回のテーマ(授業内容)について十分な予習をし、問題点を明らかにして授業に臨むことが必要である。 
授業の形式 講義と演習。事例研究では、受講者によるプレゼンテーションを予定している。併せて、毎回授業の初めに文法問題演習を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 評価は、学期末試験(60%)、課題提出(30%)、授業への参加態度(10%)とする。 
その他 1.毎回、相当な分量の専門性の高い英文を読み、その内容について検討を加えることになる。
3.課題提出および口頭発表など、単位修得には相当な熱意と努力が必須である。