科目名 |
英米文学演習IA |
クラス |
− |
授業の概要 |
国内外で根強い人気を誇るイギリスの代表的女流作家ジェイン・オースティンの『ノーサンガー・アベイ』を精読する。作品を鑑賞しながら、文学作品を解釈・分析する力を向上させるとともに、作品をとりまく当時のイギリスの社会や文化に関する知識を深める。また、本小説は、18世紀小説の文学的パロディでもあるため、18世紀に興った「小説」というジャンルや18世紀小説の特徴・慣習などについても学ぶ。 |
授業の到達目標 |
まとまった分量の文学テクストを精読することで高度な英語読解能力を習得する。 作品の背景にある社会や文化、思想などを理解し考察する。 テクストを論理的に分析しながら、自分なりの作品解釈や批評ができるようになる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | Introduction |
2 | p.5-21 |
3 | p.22-38 |
4 | p.39-55 |
5 | p.56-72 |
6 | p.73-89 |
7 | p.90-106 |
8 | p.107-123 |
9 | p.124-140 |
10 | p.141-157 |
11 | p.158-174 |
12 | p.175-187 |
13 | DVD鑑賞と作品分析1 |
14 | DVD鑑賞と作品分析2 |
15 | 総括 |
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テキスト・参考書 |
Northanger Abbey, Lady Susan, The Watsons, Sanditon Oxford World’s Classics ISBN: 978-0199535545 テキストは各自、あらかじめ入手しておくこと。参考書や関連書籍については、授業中に適宜指示する。 |
自学自習についての情報 |
毎回17頁程度の予習を全員に課す。受講生全員が中辞典以上の辞書を丁寧に引き、テクストをきちんと読んでくることが求められる。 とくに発表担当者は、テクストをしっかりと読み込むだけでなく、作品の時代・社会・文化背景を調べて考察したり、自分なりの観点で作品を分析することが求められる。 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業内活動(貢献度・参加度)15%、各種発表30%、レポート55% |
その他 |
・毎回全員に17頁程度原書テクストの予習を課す。丁寧な予習は必須。相当量の英文を読む心構えが必要。 ・学生の発表を中心に授業を進める。担当者の無責任な態度や言動(例:遅刻、準備不足、無断欠席)は他の受講生に大きな迷惑となるため大幅な減点となり、場合によってはそれ以降の受講を認めない。 ・遅刻厳禁。遅刻は15分まで。それ以降は欠席とみなす。 |