科目名 |
英米文学演習IB |
クラス |
− |
授業の概要 |
ヴィクトリア朝を代表する女性作家エリザベス・ギャスケルは、善意をもって社会問題をとらえ、とくに女性の経験を、哀愁とユーモアをこめて描いた作家である。本授業では彼女の代表作であるCranfordを精読しながら、文学作品を解釈・分析する力を向上させるとともに、作品をとりまく当時のイギリスの社会や文化についても学ぶ。 |
授業の到達目標 |
まとまった分量の文学テクストを精読し高度な英語読解能力を習得する。 作品の歴史的、社会的、文化的背景を理解・考察する。 テクストを論理的に分析しながら、自分なりの作品解釈ができるようになる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | Introduction |
2 | ch. 1, 2 |
3 | ch. 3, 4 |
4 | ch. 5 |
5 | ch. 6 |
6 | ch. 7 |
7 | ch. 8 |
8 | ch. 9, 10 |
9 | ch. 11 |
10 | ch. 12, 13 |
11 | ch. 14 |
12 | ch. 15 |
13 | ch. 16 |
14 | DVD鑑賞と分析 |
15 | 総括 |
|
テキスト・参考書 |
Cranford Oxford World’s Classics ISBN:978-0-19-955830-8 テキストは各自、あらかじめ入手しておくこと。参考書や関連書籍については、授業中に適宜指示する。 |
自学自習についての情報 |
毎回14頁程度の予習を全員に課す。受講生全員が中辞典以上の辞書を丁寧に引いてテクストをきちんと読んでくることが求められる。 とくに発表担当者は、テクストをしっかりと読み込むだけでなく、作品の時代・社会・文化背景を調べて考察したり、自分なりの観点で作品を分析することが求められる。 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業内活動(貢献度・参加度)15%、各種発表30%、レポート55% |
その他 |
・毎回全員に14頁程度の原書テクストの予習を課す。丁寧な予習は必須。相当量の英文を読む心構えが必要。 ・学生の発表を中心に授業を進める。担当者の無責任な態度や言動(例:遅刻、準備不足、無断欠席)は他の受講生に大きな迷惑となるため大幅な減点となり、場合によってはそれ以降の受講を認めない。 ・遅刻厳禁。遅刻は15分まで。それ以降は欠席とみなす。 |