科目情報
科目名 ヨーロッパ文化I 
クラス − 
授業の概要 この授業では、子どもの世界を描いた、あるいは子どもの視点から描かれた映画作品を取り上げる。映画作品が作られた時代、社会状況を視野に入れつつ、そこに描かれた子ども像、子どもの世界について、多角的に検討する。
 
授業の到達目標 (1)映画を実際に見ながら、その映画作品のテーマ、意義、映像の特徴などについて考え、討論する。
(2)映像表現の特徴、映画が人々の意識形成に及ぼす力について考える。
(3)時代、社会との関わりで子どもたちの世界を考える。
(3)各映画についての論評をレポートで提出してもらう。それについて講評しながら、受講生がレポートのまとめ方について習熟することを目指す。 
授業計画
内容
1文字による表現と映像による表現の比較、映画というメディアの特徴について
映画の誕生、およびその歴史 
2小津安二郎監督『生まれてはみたけれど』(日本)を見る。 
3『生まれてはみたけれど』研究:テーマ、映像表現の特徴、作品が作られた時代などについて討論する。
 
4ロバート・マリガン監督『アラバマ物語』(アメリカ)を見る。 
5『アラバマ物語』の続きを見る。
『アラバマ物語』研究:テーマ、映像表現などについて討論する。 
6カロリーヌ・リンク監督『名もなきアフリカの地で』(ドイツ)を見る。
 
7『名もなきアフリカの地で』の続きを見る。
 
8『名もなきアフリカの地で』研究:テーマ、映像表現などについて討論する。
 
9モハメド・アルダラジー監督『バビロンの陽光』(イラク)を見る。 
10『バビロンの陽光』の続きを見る。
『バビロンの陽光』研究:テーマ、映像表現などについて討論する。
 
11ヨーゼフ・フィルスマイヤー監督『ふたりのロッテ』(ドイツ)を見る。
 
12『ふたりのロッテ』の続きを見る。
『ふたりのロッテ』研究:テーマ、映像表現などについて討論する。
 
13ローラン・カンテ監督『パリ20区、僕たちのクラス』(フランス)を見る。
 
14『パリ20区、僕たちのクラス』の続きを見る。
 
15『パリ20区、僕たちのクラス』研究:テーマ、映像表現などについて討論する。
 
 
テキスト・参考書 授業開始時に指示する。 
自学自習についての情報  
授業の形式 講義+課題についての受講生の研究発表および討論。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加度20%、レポート50%、発表30%による総合評価 
その他 受講生には、意見を積極的に述べてもらう。