科目情報
科目名 現代数学科教育 
クラス − 
授業の概要 わが国における数学教育の歩みを民間における広範な実践・研究から考察し、その発展の筋道を明らかにする。また、現在、将来に求められる数学教育の在り方を講じる。 
授業の到達目標 数学教育史の数学教育学研究に占める位置・役割について理解できる。/今後の数学教育の方向性をついて自らの考えを文章や口頭で適切に表現できる。/各時代区分における数学教育の特徴を説明することができる。/各種の資料を自ら収集することができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション(数学教育学の研究領域、数学教育の実践) 
2数学教育史の研究:その歴史区分について〔講義〕 
3第二次大戦前の日本における算数・数学教育の変遷〔講義〕 
4「自立化運動の原点」〔講義 1〕 
5「自立化運動の原点」〔講義 2〕 
6「単元学習」の実像:社会的、政治的背景の考察(グループディスカッション、課題リポート【1】) 
7「強靱な自立運動の展開と‘科学化運動’への飛翔」〔講義 1〕 
8「強靱な自立運動の展開と‘科学化運動’への飛翔」〔講義 2〕 
9民間教育運動の特徴に関する考察(グループディスカッション、課題リポート【2】) 
10「科学化運動から‘生きる数学’への飛翔」〔講義 1〕 
11「科学化運動から‘生きる数学’への飛翔」〔講義 2〕 
12「数学教育の現代化」の考察(グループディスカッション、課題リポート【3】) 
13「高等教育の普及と教育の退廃、その克服」、「国際協力と情報社会への対応」〔講義 1〕 
14「高等教育の普及と教育の退廃、その克服」、「国際協力と情報社会への対応」〔講義 2〕 
15まとめ(グループディスカッション) 
 
テキスト・参考書 テキスト:特に指定しない。レジュメ、論文等、各種の資料を配付する。
参考図書:
鈴木正彦著『実践性数学教育発展論』(教育科学出版社<北京>、2006)
鈴木正彦著「数学教育史」(黒田恭史編著『数学科教育法入門(第9章)』(共立出版、2010)
『日録20世紀』(シリーズ)、講談社
 
自学自習についての情報 講義中に紹介する文献をサーチすること。 
授業の形式 講義及び演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ・リポート【1】〜【3】について3,200字程度(MS-WORD)(60%)
・グループディスカッション(40%)
 
その他 特記事項無し