科目情報
科目名 スポーツ文化論 
クラス − 
授業の概要  スポーツと呼ばれる文化の歴史と概念を学ぶ。本年度は、近代オリンピック競技大会を中心的な論題としてとりあげ、その創始と発展の経緯や、開催に関連して生じている諸問題と解決への取り組みなどを概観し、オリンピックムーブメントの社会的・教育的影響について考察する。 
授業の到達目標 ・近代オリンピック競技大会の歴史について基礎的な知識を獲得する。
・オリンピックムーブメントに関連する基本的諸概念を理解する。
・国際的スポーツイベントが持つ社会的・教育的意義を理論的に考察するための素養を身に付ける。 
授業計画
内容
1序論 〜近代オリンピック競技大会とオリンピックムーブメント〜 
2古代オリュンピア祭 
3OLYMPIAD I - VIII:オリンピック憲章制定まで(アテネ〜パリ) 
4OLYMPIAD IX - XIII:ある種の完成と世界大戦(アムステルダム〜ベルリン) 
5OLYMPIAD XIV - XVII:戦後復興と競技会の再開(ロンドン〜ローマ) 
6OLYMPIAD XVIII:真の国際大会へ(東京) 
7OLYMPIAD XIX - XXII:東西冷戦とアマチュアリズム(メキシコシティ〜モスクワ) 
8OLYMPIAD XXIII - XXV:商業資本導入とスポーツ科学の影響(ロサンゼルス〜バルセロナ) 
9OLYMPIAD XXVI - XXIX:新国際秩序と環境問題([リレハンメル]アトランタ〜北京) 
10OLYMPIAD XXX - XXXII:成熟への試練(ロンドン〜東京) 
11平和・友好・親善/紛争・対立・非難 
12ドーピング問題とスポーツの危機 
13スポーツ振興基本計画と国際スポーツ競技会 
14スポーツとコミュニティ 
15近代オリンピック競技大会の国民教育的意義 
 
テキスト・参考書 ・テキストは使用しない。
・参考書については、授業時に適宜紹介するとともに、必要に応じてプリントを配布する。  
自学自習についての情報  授業テーマに応じた資料(著書、論文等)を指示し、その内容に即したレポートの提出を課す。 
授業の形式 ・講義を中心とし、一部について演習形式を併用する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ・授業の際に支持する課題レポート(50%)
・期末試験(50%) 
その他 特記事項無し