科目名 |
社会科教育教科内容論II |
クラス |
− |
授業の概要 |
中学校の歴史教科書について、近世〜現代の部分を中心に読み込む。その際、各社の教科書の比較も行う。 |
授業の到達目標 |
教科書の記述が変化してきたことと、その背景にある歴史学の研究状況を理解し、高い授業力をつけることを目標にする。 |
授業計画 |
報告者が、中学校での1回分の授業について、詳しく報告する。その上で、さらなる工夫の余地がないか、全員で議論する。授業の前半は、事実関係の確認や区切り方の検討に重点を置き、中盤以降は、教科書比較や図版の分析に重点を置く。
回 |
内容 |
1 | 打ち合わせ |
2 | 教科書の読み込み(1) |
3 | 教科書の読み込み(2) |
4 | 教科書の読み込み(3) |
5 | 教科書の読み込み(4) |
6 | 教科書の読み込み(5) |
7 | 各社の教科書の比較(1) |
8 | 各社の教科書の比較(2) |
9 | 各社の教科書の比較(3) |
10 | 各社の教科書の比較(4) |
11 | 各社の教科書の比較(5) |
12 | 資料・写真の活用を考える(1) |
13 | 資料・写真の活用を考える(2) |
14 | 資料・写真の活用を考える(3) |
15 | 口頭試問 |
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テキスト・参考書 |
テキストは特に指定しない。ただ、中学校の歴史教科書では、東京書籍のものが相対的に虚偽・錯誤が少なく、時間軸に沿って組み立てられている点でも使いやすい。そのため、授業では基本的に東京書籍の教科書を使う。 |
自学自習についての情報 |
「現場の論理」「教育委員会の論理」「教科書会社の論理」「現場(特に小中学校の教育現場)を知らない歴史学者の論理」などに妥協せず、研究に努めてほしい。地理学系「研究者」の錯誤が歴史理解・地域理解に及ぼす悪影響にも、積極的に立ち向かってほしい。 |
授業の形式 |
演習 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
平常点。 |
その他 |
特になし。 |